この盆休みにこれまでの交信データを整理していて、自分がCWで初CQを出した時のことを思い出しましたので、今回はそれに関することを記事にしておきます。
(とりとめのない記事です^^;)
私自身は、CWでの初交信からCWでCQを出すまでにかなりの日数を要しました・・・。
CWでCQを出すまでに要した日数と交信数
ハムログの交信記録で確認したところ、私がCWで初交信をしたのは2011年6月、初CQを出したのは2012年5月で、初交信から初CQまでに321日を要しました。その間は延々とコール側で運用しましたが、何とその間に656交信していたことが分かりました。
CWの初交信から321日後の657交信目にして初CQだったという訳です。
いやはや、根が臆病(^^;)なので、なかなかCQに踏み出せなかったのです。
CWのCQ側でよぎる不安
656交信もすればもうCQも出せるレベルでしょう、という意見もあるかもしれませんが、いざ自分が交信の主導権を取るCQ側となると、いろいろと不安がよぎりました。
コールされた時にコール局のコールサインがコピーできなかったらどうしようとか、交信の内容が想定外の展開になってパニックになったらどうしょうとか、あれこれネガティブなことを考えてしまう訳です。ちょっと臆病すぎますねぇ~。
あとコール側だけでCWを運用しても楽しい・・・ということもありました。
少なくともコール局のコールサインは一回でコピーしたい
CQ側としては、少なくともコール局のコールサインが一回でコピーできることが重要と考え、実際の交信のようすをワッチしてCQ局になった想定で書き取りしたり、モールス練習ソフトでランダムなコールサイン(日本の)を送出できるようにして練習しました。
(ハムログの交信データをエクスポートしてコールサイン部分だけを抜き出し、ワード登録してランダムに送出して書き取り)
最初のCWのCQは50MHzで
ということでいよいよCQを出すことにしましたが、いきなり7MHzの修羅場はムリと判断し、思案の末、50MHzでこじんまりとCWで初CQを出すことにしました。
少し小高い山の上から、モービルホイップで10Wという弱小設備です。
50MHzであれば7MHzのように次々に呼ばれる(ビギナーにはこれがキツい^^;)ことが考えにくい一方、小高い山の上からなのでカバーできるエリアは広く、かつモービルホイップなので飛びすぎもない・・・。
我ながらこれは絶妙な選択だったと今でも思います。
このような設備とロケーションでどきどきしながらCQを出すと、同じ2エリアの局からコールがありました。練習の甲斐があった・・・かどうかは判りませんが、相手局のコールサインも一回でコピーできました。そして599BKであっさりと初CQの交信は終わりました\(^^)/。
その日はこの1交信で満腹になりました・・・。
その後はCQにハマる!
ということで、CWの初CQを達成してハマってしまい、その後も不安はありましたが、モービルホイップに10Wというあえて飛ばない設備で7MHzでCWのCQを出すに至りました。
(飛びすぎて次々にコールがあるとパニックになりそうなので・・・という贅沢な悩み^^;)
実はこの初期の段階で、飛ばさないはずのモービルホイップと10Wでの7MHzでのCWの消極的なCQが、実は結構飛んでしまうことが分かり、意外にもたくさんの局と交信できました。
それまで、特に7MHzではSSBでのモービルホイップの10Wでは、こちらの電波が弱くて交信に苦労しましたが、CWだとそうでもないことを実感しました。
現在もその時の運用スタイルが影響
そんな訳で、この時の運用スタイルが、現在の「お手軽運用」に多大な影響を与えています。
でも10Wはやはり非力であることを最近実感しています。そろそろQROかな?と感じる次第ですが、その前にモービルホイップを卒業・・・というところでしょうか。
ちょっと懐かしいCWの初CQの話でした。
コメント