レビュー(2)の「CWを運用するための設定」で既にアンテナを接続して電源を投入していますが、改めて電源を入れるところから・・・・。
フロントパネル上部の「PWR」キーを長押しすると「カチッ」といった音と共に電源が入り、ディスプレイに「YAESU」のロゴと電源電圧が表示後、すぐに通常の画面が表示されました。
そしてさっそく受信してみました。
CWを受信してみる!
受信には、イヤホンを使いました。
イヤホン端子(ジャック)は、フロントパネルの左側面にありますが、実はこの端子の存在にしばらく気づかず、背面のスピーカー端子(モノラル)へイヤホンを繋いでいました・・・^^;)。
取扱説明書はきちんと見ないといけません。
イヤホン端子は前面か背面のいずれか、
だという先入観でした。
イヤホンで聴いて、最初に感じたことは「サー」といった内部雑音が、FT-991Aと比べると若干大きめかな?といったことです。特に気になるほどではないですが。
そして周波数を7MHzのCW付近に合わせ、CWの交信を受信。CWの音は悪くはないです。
更にCWを受信しながら「WDH」「APF」「DNR」などを試しました。同じ八重洲無線のFT-991Aと比べてこのあたりの機能の性能はどうなのかな?という興味は湧きます・・・。
受信やDSPの効果などに関するレビューは、これから使い込んで後日改めて記事にする予定です。受信に関しては、一旦ここまでということで。
すこし気になった周波数表示
周波数は1Hz台までの桁表示がありますが、CWの場合はデフォルトでは5Hzステップで変化します。これは違和感あり・・・です!(個人的な好みの問題ですが)
最終桁が0と5のみで入れ替わる違和感と、これまで慣れている10Hzまでの桁表示より一桁多い違和感・・・この2つのダブルパンチの違和感です!
ステップは設定で変更可能でしたので10Hzステップ(最小5Hzステップ)へ変更し、1Hz台の桁表示は0のまま変化しない状態になりましたが、1Hz台の非表示はできないようです。
最後の1Hz台の表示・・・何とか消したいのですが(^^;)。
バンドとモードの変更
「バンド」と「モード」の変更は、フロントパネル上部の「BAND」ボタンで行います。短押しするとバンド、長押しするとモードの選択画面になり、メインダイヤルで選択して変更します。
バンドもモードも、選択画面でメインダイヤルを回して目的のバンドまたはモードを選択後、操作を停めて一定時間経過すると変更された状態で自動的に元に戻ります。
ちょっと特殊ともいえる操作で、最初は違和感がありましたがすぐに慣れました。
少し気になったのは、メインダイヤルでの選択の操作レスポンスが少し悪いこと。ダイヤルを回してから画面が動くまでに若干のタイムラグがある感じです。
余談ですが、最新のファームウェアで5MHz帯バンド(受信のみ)も追加されたようです。
雑感
ということで、ここでは、電源を入れてCWを受信(DSP機能を軽く試す)、バンドを変更、モードを変更、といったところまで・・・としました。
バンドとモードの変更操作と周波数表示が少し特殊(私が所有する他の無線機と比べて、という意味で)ですが、これは慣れの問題が大きいように思います。
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