北海道の50MHz(6m)ビーコン

50MHz Beacon 全般

昨日も本日も、わりと日中はいまいちなコンディションでしたが、本日の夕方はそれほど強くないスポラディックE層(Es)が発生していました。ただ平日(お盆休みに入っているところもありますが)だからでしょうか、HFのハイバンドは運用局は少ない感じでした。
50MHzはどうかな?と思い、各地のビーコンをワッチすると、北海道の「50.4800MHz」のビーコンが、RST539程度で安定的に入感していました。
(沖縄県,宮崎県,福島県のビーコンは入感せず・・・)
今回はこの北海道の50MHzのビーコンについて深堀します!

この50.4800MHzの北海道のビーコンですが、送信元は千歳市だと思い込んでいましたが、2018年9月に石狩郡当別町へ移設されていたのですね。いやはや、まったく知りませんでした。
コールサインも「JR8YPC」に変わっています。(以前は「JH8ZND」)
ネットの情報によれば、GPアンテナから10W出力の送信だそうで・・・。

そして実はこれまでビーコンの内容をしっかり確認したことがなかったので、今回は北海道からモールスで送られてくるビーコンを聴き取りしました。以下のような内容でした。

VVV DE JR8YPC/B TOBETSU QN03SF K

モールスの速度は15WPM程度で、全体が約34秒で送られてきます。
その後に約26秒のインターバルの後に繰り返されますので、60秒(34秒+26秒)ごとに送出されるということかも知れませんね。

送られてくるビーコンの「QN03SF」の部分は送信アンテナが設置されている場所のグリッドロケーターを表していると思いますが、一部のネット上の情報では「QN03RF」となっていました。
記載ミスではなく動画も公開されていて、聴き取ると確かに 「QN03RF」 ですが、本日私が実際のビーコンを聴き取ったところでは 「QN03SF」 でしたので変更になった模様です。
(詳細は未確認です)

このビーコンが入感すると、50MHzで北海道がオープンしていて、バンド内で多くの交信がきこえますが、このビーコンが聞こえなくても50MHzで北海道の局が入感していることもあります。
だだビーコンのインターバルが30秒近くあることが今日改めて分かりましたので、最低でもこのビーコンの周波数を30秒程度はワッチしないと確実な受信はできません。
いままで10数秒ワッチしてもビーコンが入感しないのでオープンしていないと勝手に判断していたことがあったのでは?と今日改めて感じた次第です。

インターバルを考慮してワッチしよう!

前述の通り、50MHzのビーコンは他のエリアにもありますので、メモリーに入れてEs発生都度チェックしています。これまでの個人的な印象ですが、28MHzあたりで近距離が強力に入感するような強いEsの発生時でも、必ずしも50MHzもオープンしている訳ではなく、今回のように若干弱めのEsでも50MHzがオープンしていることがあります。
これはEsの濃度や入射角、Esの発生場所や相手局の運用場所など、多くの要素が影響するので何とも言えないところで、今後の検証が必要かと思っています。

で、本日の50MHzでの交信ですが、結局なしとなりました。
いろいろと確認していたらEsがクローズしてしまいました。どっちにしても50MHzの当無線局の設備的は弱いので、いつもパイルに負け続けてなかなか交信できないのです(^^;)。

コメント

タイトルとURLをコピーしました