春になってコンディションが向上しているかどうかまだよく判りませんが、これからのコンディションの向上を期待し、ダイポールアンテナの調整をすべく、久しぶりにNanoVNAで、当無線局のダイポールアンテナのSWRを測定しました。
以前に測定していますが、今回は改めての測定です。
当無線局では計5バンドのフルサイズのダイポールアンテナを張っています。
給電点は2つで、7 , 18 , 21MHzの3バンドと、10 , 14MHzの2バンドのマルチバンド・ダイポールアンテナになっています。
測定結果のNanoVNAの画面を以下に載せますが、どのバンドも若干のズレが生じていました。まあ致し方ないことですがね。でもそれほど気になるほどのものでもなかったです。
まずは、7 , 18 , 21MHzの3バンドのダイポールアンテナから。
7MHz
6.86MHz付近でSWR1.10(測定範囲6MHz~8MHz)。
CWを運用する付近だとSWR2に近くなってしまいます。ぎりぎりです。
18MHz
17.48MHz付近でSWR1.26(測定範囲17MHz~19MHz)。
平坦な特性です。18MHzのバンド内はすべてSWR1.5で収まる感じです。
21MHz
21.46MHz付近でSWR1.05(測定範囲20MHz~22MHz)。
CWを運用する付近では少し高いですが、それでもSWR1.5程度です。
次に、10 , 14MHzの2バンドのダイポールアンテナ。
10MHz
10.18MHz付近でSWR1.16(測定範囲9MHz~11MHz)。
神経を使っていたバンドですが、バンド内全域に渡ってSWR1.5以下です。
14MHz
14.14MHz付近でSWR1.04(測定範囲13MHz~15MHz)。
少し同調範囲が狭いです。CWを運用する付近は何とかSWR2以下になっています。
こんな具合でした。
7MHzが少し低い周波数で同調していますが、まあよしとしましょう。
コンディションがあまりよくないようですが、今シーズンもたくさん交信したいですね。
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