私の移動運用のアンテナは、以前に記事にしましたよう、モービルホイップを車のルーフにマグネット貴台で立て、マグネットアースシートでアースを取るという形です。
送信電力はこだわりの10Wで、これで飛ばなければあきらめる、というスタンスです。
所有するモービルホイップアンテナは、すべてのバンドを第一電波工業の「HFシリーズ」に統一していますが、コンパクトでありながら、とても優秀なアンテナです。
(このあたりのことは、以下の記事に書いています)
この土日に久しぶりに10MHzをモービル運用しましたが、併せてNanoVNAでアンテナのSWRや共振周波数なども測定しましたので、写真を載せておきます。
測定したアンテナは、第一電波工業の「HF30FX」です。
前回の運用時に調整したままのエレメント長ですが、SWR最小値の周波数がかなり低い方へずれていました。SWR値は1.23,共振周波数は10.108MHzといったところです。
いつもはあまりずれないのですが、なぜか今回はズレが大きいです。
(スミスチャートを見ると、リアクタンス分が0になる点がないのが気になる・・・)
そして運用周波数付近(10.128MHz)では、SWRが1.46。まあ気にするほどの値ではないですね。
ということで、ほぼ影響ないと判断し、今回はエレメント調整せずに運用しました。
次回の運用時は、共振周波数の位置は元に戻っているのでしょうか。
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