2023 IARU HF World Championship Contest で呼び回り(CW)

IARU HF 2023 コンテスト

2023年7月8日(土)21:00JST~9日(日)21:00JSTにかけて「2023 IARU HF World Championship Contest」が開催されました。

本日の午前と午後に延べ3時間ほどの呼び回りの運用で、あまり効率的ではなかったのですが、21MHzのCWのみで国内外の複数の局とナンバー交換しました。
使用した無線機は、FT-991A(10W機)で「CTESTWIN」を併用、アンテナは給電点が10mほどの21MHzのフルサイズのワイヤーダイポール(自作)です。

以下、雑感です。

雑感

(1)10Wでスウェーデンの局と交信!
海外コンテストに10Wは無謀・・・といった声も聴こえそう(^^;)ですが、スウェーデンの局と交信できました\(^^)/。しかもコール一発でコールバックあり!
先方のアンテナ設備が優秀であると推測されますが、条件がよければ10Wでも北欧と交信できることが実証されました。

(2)一方で10Wでは苦しい場面も
同じ北欧でも、フィンランドの局に対しては、コールしてもQRZさえも返ってこない場面がありました。100Wならばおそらく交信できたと推測します。
このあたりは、CQ局のロケーションやアンテナ設備で左右されるところかと思います。

(3)ハイバンドはノイズが少ない
普段主に運用している7MHzや10MHzとは違い、改めて21MHz(ハイバンド)のノイズの少なさを実感しました。更にCWのシンプルな信号も相まって、弱い局もよく聴こえ、よくコピーできました。(弱い局にはコールしていませんが^^;)

(4)CTESTWINで楽々運用
コール側でしたが、慣れる意味でFT-991Aに設定したCTESTWINを使いました。
電鍵さえ操作しなくてもよく、とても静かに、正確に運用できました。(個人的に)打鍵ミスしやすい24WPMという高速?で運用できました。コンピューターソフトウェアの成せる業です。
ただ、電鍵を操作する楽しさがないのも事実。要は使い分け次第ですね。

IARU HF 2023 CTESTWIN

(5)とても速いモールス速度
上記の通り24WPMで運用しましたが、こういった海外コンテストでは24WPMではむしろ遅い部類です。28WPM位が平均かな?と感じました。
そして各局からの28WPM位で送られてくるコールサインを一発でコピーするCQ局のハイレベルなコピー能力には敬服します。

まとめ

海外コンテストとはいっても楽しみ方はいろいろで、低出力で簡素なアンテナからコールして、交信できた・できなかった、と一喜一憂するのも楽しみ方のひとつかな?と改めて感じました。

海外コンテストでランニング(CQ)できるようになると楽しさ倍増でしょうが、まだまだかな?といったところです。あの速いモールスが一発コピーできません(^^;)。



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