CWを始めて以来、コンテストに限らずCWの交信は、手書きログ(あとからハムログ入力)を使い、送信はパドル(時々ストレートキー)での手打ちオンリーでした。
しかしながら、通常の交信はともかく、コンテストでは、手書きの非効率と、手打ちの非効率(手打ちの楽しさもありますが)があり、動画投稿サイトで紹介されていたことの影響も受け、コンテスト用ロギングソフト「CTESTWIN」を使ってみることにしました。
(今回はコンテストでは使っていませんが、設定して少し操作してみました)
FT-991Aと接続
接続する無線機は、既にRTTYの設定でパソコンとの接続ができている「FT-991A」を選択、http://e.gmobb.jp/ctestwin/Download.html のウェブページから「CTESTWIN」をダウンロードし、Gatewayのノートパソコン「NE132-F14P」へインストールしました。
このようなFBなソフトウェアを無償で提供頂いているOMさんに感謝です!
ネットの情報を頼りに手探りで設定し、「CTESTWIN」のソフトウェアからのCWキーイングとリグコントロールができるようになりましたが、どこをどのように設定したかをきちんとメモしていないため、改めて整理して記事にしたいと思います。
少し戸惑った設定
「CTESTWIN」で少し戸惑ったのはCOMポートの設定で、リグコントロールには「Enhanced COM Port」を、CWキーイングには「Standard COM Port」を設定するところです。
私の環境の場合は、前者が「COM4」で後者が「COM3」ですが、最初は両方とも「COM3」を設定してしまい、起動時にCOMエラーが出てリグコントロールができない状況でした・・・(^^;)。
なかなか設定ミスに気づけませんでした。
もう一つは、FT-991A側は、メニューモードの「060 PC KEYING」を「DTR」に設定するところです。「DTR」でないとCWキーイングが正しく動作しません。
(RTTYの設定で「RTS」になっている場合は変更することになります。ご注意を!)
<追記:2023/6/24>
更に戸惑ったところがあったので追記します。
リグコントールするには無線機とパソコンの通信のボーレートを合わせなければなりません。FT-991Aはデフォルトで9600bps(メニューモードの「029 232C RATE」で設定←下記にて訂正)になっているため、CTESTWINのリグコントロールの設定で「baud rate」を9600bpsに設定しました。
<訂正:2023/11/4>
上記の追記のボーレートの設定ですが、メニューモードの「029 232C RATE」ではなく「031 CAT RATE」の設定になります。間違っていました。申し訳ありません。
少しだけ操作してみた感想
ちょっとだけ操作してみましたが、無線機で変更したバンドやモードがCTESTWINに自動反映される、逆にCTESTWINでバンドやモードを変更すると無線機側も自動的に変更される。いまさら感が半端ない(^^;)ですが、・・・素晴らしいです\(^^)/。
そしてボタン一つで、CQ TEST や 599001 といったモールス符号が、寸分の狂いのない正確で美しい符号として送出される・・・これまた素晴らしい!
必要なスキルは、25WPM程度で送られてくる符号を一発でコピーし同時にキーボード入力する、といったところでしょうか。実はこれが一番難しかったりします(^^;)。
コンテストではない通常の運用でも使えそうですね。移動運用(JCCサービス)でのCQ側としての運用で使ってみたいと思います。
コンテスト本番に備えて操作に慣れないとね。
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