以前にFT-891にCTESTWINの設定をしました。
その時にパソコンとFT-891をUSBケーブルで接続し、パソコンからFT-891をコントロールできるようになったので、続いてRTTYも運用できるように設定しようと考えました。
（ちなみにFT-991AのRTTYの「受信」と「送信」については別途記事にしております）
FT-891はUSBケーブルで接続してパソコンでコントロールができますが、「USB Audio CODEC」には対応していないため、受信したRTTY信号がUSBケーブルでは伝送されません。これについては少し注意が必要です。
そのため、何らかの方法でパソコンにRTTY信号を伝送する必要があります。
（その点、FT-991Aなどのように「USB Audio CODEC」に対応している無線機は便利！）
一方の送信はFSK方式のため無線機側でFSKをキーイングします。よってパソコンからRTTY信号をFT-891へ送る必要はなく、USBケーブルでFSKキーイングをコントロールします。
・・・というとこで、設定しました。
FT-891で受信したRTTY信号をパソコンへ取り込むため、USBケーブルとは別に、両端が3.5mmジャックのオーディオケーブル（ステレオ端子）の一方をFT-891のイヤホン端子へ、もう一方をパソコンのマイク端子へ接続しました。
このケーブルがFT-891で受信したRTTY信号をパソコンへ伝送します。
送信については前述の通り、USBケーブルで接続すればOKです。
またFT-891の方は、Fキー長押しの「メニューモード画面」で、以下ののように設定しました。
「10-05 RTTY SHIFT PORT」→「RTS」
あとはMMTTYを起動して、必要な設定を行いました（ここについては後日詳細記事にする予定）が、とりあえずここでは最低限の設定のみとしました。
そしてバンド内を受信するとノイズがFFTスコープに波形として表示され、また「TX」ボタンを押すと「カチッ」という音と共にRTTY独特のピロピロ音を伴いながら電波が送出されました。
多分設定は問題ないかと・・・(^^;)
このところのRTTY運用局の激減により、実際のRTTYの交信を見つけることができず、実戦での動作確認ができませんでした。
RTTYの運用局を見つけたらコールして動作確認したい・・・といったところです。
そのような訳なので、これで無事にRTTYで交信できるかどうかはまだ確信が持てないという状況です。結果が判れば記事にします。
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