RTTY(ラジオテレタイプ)のAFSKとFSK

AFSK TS-680V RTTY

RTTY(ラジオテレタイプ)について、マイブーム(←死語?)になっていますので、勢いにのって今回もRTTYの記事です。

余談ですが、私はこの「ラジオテレタイプ」という呼び方がとても好きです。「かっこいい」と思います。そして画面にリアルタイムに文字が流れていくようすも、とても趣があります。

さて、RTTYを運用する際の送信機側の方式として「AFSK」と「FSK」の2つの方式がありますが、これらの違いを自分へのメモの意味もあり記事にしておこうと思います。

AFSKとFSKの互換性

既にRTTYを運用されている方はご存じのことかと思いますが、これからRTTYを始めようとされている方はこれらの違いがよく解らないかと思います。
AFSKFSKは、RTTYを運用する際の電波へのRTTY信号の乗せ方の違い、というと少し誤解があるかもしれませんが、まあイメージ的にはそんな感じかと思います。
むろん両者には互換性はあります(AFSKとFSKの間で交信できるという意味です)ので、無線機の機能や設定のしやすさなどを考慮して、いずれかを選択することになるかと思います。

AFSK方式

AFSKは「Audio Frecuency Shift Keying」の略で、SSB(LSB)モードで運用します。
パソコンソフトなどの外部装置で発生させたRTTY信号(あのピロピロという特徴的な音)を、音声の代わりにマイク(マイク入力端子など)から取り込んで送信します。
入力レベルの調整がシビアで、外部装置で発生させるRTTY信号品質が影響します。

受信もSSB(LSB)で行いますが、狭帯域のフィルターがないと混信や抑圧に悩まされます。私はTS-680VでAFSKを運用していましたが、フィルターがないことがネックでした。
(DSP搭載機であれば、AFSKでもDSPフィルターを狭帯域で効かせられるものもあります)

AFSKで運用時の無線機の表示周波数は、SSB(LSB)のキャリア周波数になります。(後述)

FSK方式

FSKは「radio Frequency Shift Keying」の略で、一般にRTTYモード(FSKモード)で運用します。AFSKとは違い無線機の内部でRTTY信号を発生させて送信します。
(厳密にはRTTY信号を発生させるという表現は正しくないかもしれませんが)
よって入力レベルの調整は不要で、RTTY信号も高品質なものになります(なるようです)。

FSKは一般にRTTYフィルターも効かせられますし、DSP搭載機であればDSPフィルターで混信や抑圧の影響を最小限に抑えることが可能です。
これらのメリットから、RTTYモード(FSKモード)を搭載している無線機であれば、あえてAFSKで運用する必要はないと思いますが、TS-590のようにAFSKの方が配線がシンプルになる場合は、どちらの方式を選択するかは悩むところです。
FT-991AはUSBケーブル1本でパソコンと接続してFSKが運用できます。

FSKで運用時の無線機の表示周波数は、RTTYのマーク信号の位置の周波数になります。(後述)

AFSKとFSKの表示周波数の違い

私の最初のRTTYの運用はTS-590を使ったAFSK方式でした。
TS-590はFSKモードを搭載していますが、AFSKでの運用であればパソコンと無線機の接続がUSBケーブル一本で可能でシンプルだったためです。
(FSKで運用するにはACC(DIN13)端子用のケーブルが必要なのです)

ACC(DIN13)コネクターか・・・。

手元にはないなぁ。

何とかTS-590でAFSKで運用できるようになりましたが、最初は無線機の表示周波数に違和感を感じ(本当に無知でしたね~^^;)、ネットで色々調べたら、AFSKで運用する場合は、(FSKでの表示周波数より)2,125Hz高い周波数に合わせなければゼロインできないことが解った次第です。
一般に、JクラスタなどでスポットされるRTTY局の周波数はFSKでの表示周波数ですので、注意が必要ですね。

そのあたりの概念的な説明が、こちらのページにとても分かりやすく掲載されいますので、参考にさせていただきました。VY TNX!

FSK-AFSK

AFSKは、音声と同様にSSB(LSB)にマーク(Mark)とスペース(Space)の信号を乗せるため、無線機の表示周波数はキャリア(搬送波)周波数になってしまうのですね。
一方のFSKは、無線機内部でキーイングするため、無線機の表示周波数はマーク(Mark)信号の位置になります。

RBNへもFSKの表示周波数で捕捉

RTTYは(スキマー局にもよりますが)RBN(Reverse Beacon Network)にも捕捉されます。これだけでもなかなか楽しめます。
その際はFSKでの表示周波数で捕捉されますので、AFSKで運用している場合は捕捉されている周波数がズレているのでちょっと戸惑ったりします(^^;)。

AFSKでCQを出す場合は、7,038.12kHzといった感じでマーク信号分のだけ周波数を上にずらして送信すると、FSKでは7,036.00kHzのような限のいい周波数でゼロインします。
私はいつもそうしていました。

RTTYは楽しい!

このブログでは何度も書いています(^^;)が、最近はRTTYの運用局が急激に減少した感があります。といっても私自身もRTTYを始めたのは2014年頃で、すでに減少傾向にあった時期かもしれませんが、それでも現在より多くの運用局があったように思います。

現在でもRTTYで移動先からCQを出せは、それなりにコールはいただけると思うのですがね。運用地にもよるのでしょうね。

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