FT-891の入手についてこちらの記事で書いております。ここからは不定期になりますが、少しずつレビューしていきたいと思います。
その前に、下記、お詫び事項です。
第一印象
さっそく手元に届いたFT-891を開封しました。
(CWのみの運用なので付属のマイクは未開封です・・・ゴメンナサイ!)
本体を取り出し現物を見た第一印象は、「かっこいい」(←これは結構重要!)、そして「高級感がある!」です。インターネットや雑誌ではなぜか安っぽく(失礼!)見えていました。
やはり現物を直接見ることは大切ですね!
外寸や重量などのスペックは以下の通りです。八重洲無線のウェブページを参考にしています。
寸法 W × H × D(mm) | 重量(kg) | |
FT-891 | 155 × 52 × 218 | 1.9 |
さすがにFT-818ほどではありませんが、FT-891はとても小型で薄いので移動運用での取り回しが容易であると想像できます。特に狭い車内などでの運用では重要なポイントです。
前面のボタンやツマミなど
真ん中にLCDディスプレイがあり、その右側にメインダイアルが、左側は上にAF/RFツマミ、下にMULTIツマミがあります。メインダイアルはトルク(重さ)が変更可能で、MULTIツマミは回転時にクリック感があり、カチッと押し込む操作ができます。
背面の端子など
背面は通信用ポートやオプション接続ポートの他、USBポートと電鍵端子・スピーカー端子などを搭載しています。アンテナ端子は1系統です。
スピーカー端子はモノラル端子なので注意が必要です。
本体の上面にはスピーカーがあります。
上面のボタン
上面には、バンドやモード切替とメモリー関係などのボタンが装備されています。
一番右にはPWR/LOCKボタンがあります。長押しでPWR(電源),短押しでLOCK(メインダイヤルのロック)になります。
小型でフロントパネルも脱着可能
フロントパネルが脱着可能です!
こういったタイプのHFの無線機は、現行モデル(2023年3月現在)ではFT-891だけですね。
オプションのセパレーションキット(YSK891)を併用すれば、本体を別の場所に置いてフロントパネルだけで運用できます。更に電鍵の接続端子がフロントパネルにあればいうことなし!
後継モデルでぜひ実現をお願いします。(勝手なことをいってます^^;)
エレクラフトのKX2のように、パドルと一体化できると更にFBなのですがね・・・。
LCDディスプレイ
LCDディスプレイは、カラーではないしサイズも小さいため、良くも悪くも限られた情報のみの表示となりますが、それは致し方ないことです。
またタッチパネルではありません。
多少のごちゃごちゃ感がない訳ではないですが、必要な情報が分かりやすく表示されていると思います。バックライトの色が変更できないようですが、私はこの色で問題なしです。
外観の総評
ということで、主に「外観」をレビューしましたが、個人的には、小型で高級感もあり、なかなか所有感を満足させる無線機です。
次の記事では電源を入れて、CWを運用するための設定を中心に行っていきます。
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