前回の記事では「NYPはCWで行こう!(NYPのCW交信例)」ということで書いておりますが、今回はRTTY(ラジオテレタイプ)による「QSOパーティ」(NYP / ニュー・イヤー・パーティー)への参加についてです!
とはいえ最近はデジタルモードはFT8一色といった感じで、RTTYの運用局はとても少なくなった感があります。「NYPはRTTYも!」というタイトルですが、実は私自身は2016年のNYP以来、RTTYでの参加はしておらず、昨年あたりのRTTYでの参加局はどの程度だったのか全く分からない状態でこの記事を書いています。
昨年あたりだと、FT8での参加局も多かったのではないかというのは、想像に難しくないですね。
2016年のNYPはRTTYだけで申請してステッカーをゲットしました。
さて、話を戻してRTTYでのNYPの交信ですが、おおむね以下のような感じだと思います。あくまでも一例です。
CQ側(A) : コールサイン「JA1○○○」,ハンドル名「△△△」
コール側(B) : コールサイン「JH2●●●」,ハンドル名「▲▲▲」
の場合の例です。こんな感じかなぁ~。
B : JA1○○○ DE JH2●●● JH2●●● K
A : JH2●●● JH2●●● HNY UR 599△△△ 599△△△ DE JA1○○○ K
B : JA1○○○ HNY △△△SAN UR 599▲▲▲ 599▲▲▲ DE JH2●●● K
A : JH2●●● DE JA1○○○ QSL ▲▲▲SAN 73 TU SK SK
B : 73 TU SK SK
RTTYでは、CWでいうところの「599/○○○」の「/」(スラッシュ)の部分が「スペース」や「-」になることが多いです。これはMMTTYなどのソフトウェアで「/」の前後の文字列をコールサインと誤認識することを避けるための対策だと推測されます。
(文字列上でダブルクリックするとコールサイン欄に599/○○○がセットされてしまいます)
この部分を「599 NAME IS ○○○」のように送ってこられるOMさんもあったり、RTTYではRSTとハンドル名の送り方がわりと自由な感じですね。
また、CWと同じく自分のハンドル名の送信に加え、聞き取った相手のハンドル名もお互いが送信するパターンが多いように思います。(必ずそうする必要はないですが)
あっ、あとこれはNYPに限ったことではないですが、RTTYはデコードエラーが起きることが多いので、自局や相手局のコールサインを頻繁に送り、かつ2回繰り返すことが多いですね。
私はAFSKで運用していたのでデコードエラーも多く、コールサインを2回以上送って頂くと間違いがなく助かっていました。
さて来年のNYPは・・・、というとRTTYでの運用は微妙ですね。運用パターンよりもMMTTY(ソフトウェア)の使い方をすっかり忘れてしまった自分がいます。
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