10MHzのようす

State Of 10MHz 全般

先般の告示により1.9MHzでのSSB(J3E)の運用が可能となったため、135kHz , 475kHz を除き、10MHzはSSBが運用できない唯一のバンドとなりました。(2020/11/1現在)

だからという訳ではないのですが、この10MHzはいろいろな意味で私が一番好きなバンドです。

10MHzのコンディションと電波の伝搬

ここ数年はコンディションが低迷周期に入っていて、10MHzでの国内の交信ができにくい状況でしたが、このところ7MHzなどをワッチしていると徐々にコンディションが向上してきている感があり、本日の9:00前後はイオノグラムを見る限りでは、F層の臨界周波数が9MHz付近まで達していて、10MHzの国内近距離がFBに入感していました。

こうなると、まるで7MHzのような伝搬ですね。

このようなコンディションだと、F層反射で10MHzでも日本全国津々浦々からほぼ均一な強さで飛んでくる感じです。
夏場はスポラディックE層(Es)反射で10MHzで国内がFBに入感することがありますが、これまでの経験だと、Es反射では近距離が中心で遠距離があまり飛んでこない感じです。

以前はモービルホイップ10Wで One Day AJD 達成も

数年前には、10MHzでモービルホイップから10WでCQを出すと次から次へとコールされるような状況でした。ロシアからコールされたこともありました。そして「One Day AJD」があっという間に達成できしてまって「えっ!」なんて驚く日もありました。

One Day AJD」とは、1日で0~9までの10のエリアとの交信を達成することです。QSLカードをCFMすればアワード申請できますね。

これは当局の2014年の運用での嘘のような本当の話(^^)です。
モービルホイップ(HF30FX),TS-680Vの10W出力で、CQ開始から15分経過時点の15局目との交信で0~9までの全リアと交信達成しました。ちょっとミラクルなできごとでした。
現在のコンディションでは考えられないことです。

バンド内の使われ方

10MHzは、10.100MHzから10.150MHzまでの50kHzのバンド幅ですが、おおむね以下のような感じで使われていると思います。

  • 10.100~10.120MHz → 海外CW
  • 10.120~10.124MHz → 国内CW(ラバースタンプQSOが多い)
  • 10,124~10.131MHz → 国内CW(JCCサービスなどショートQSOが多い)
  • 10.131~10.150MHz → 国内外デジタルモード

バンド幅が狭いですが、通常はバンド内が混雑することは稀です。唯一、お正月のQSOパーティの時は、10MHzでも空き周波数がないほどCW運用局でバンド内が大混雑の状態になりますね。
もっともここ数年のコンディションでは、そんな状況にはならないですが。

hamlife.jpの2014年のQSOパーティの記事

2014年のQSOパーティでは、10MHzだけで72局と交信しました。

そしてDXも狙える

10MHzは、7MHzと14MHzの間にあるバンドですがDXも狙えます。
CWはもちろんのことデジタルモードも許可されているので、コンディションが良かった頃はラジオテレタイプ(RTTY)の他、JT65FT8も積極的に運用していました。デジタルモードも含めて多くのDXとも交信しました。
当局が唯一アフリカ大陸と交信したのは10MHzだけです。

コンディションの向上が待ち遠しい!

少しずつコンディションも良くなってきているようですね。「国立天文台 太陽観測科学プロジェクト」のウェブサイトの記事をリンクします。
https://solarwww.mtk.nao.ac.jp/jp/solarobs.html#topics

DXもいいですが、当局としては国内JCCサービスをしたり、または追いかけたりして、WACAやWAGAのアワードを狙って一喜一憂する、というローカルな楽しみが好きですね。

以前のようなコンディションに早くならないかと待ち遠しいところです。

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