CQ中にモード変更!?(50MHz)

50MHz SS 全般

ここ数年は50MHzを運用する頻度が少なくなっていて、前回の記事にも書きましたよう先日の50MHzでの交信は1年ぶりでした。

再開局当初は、HFは7MHzを中心に18MHzをよく運用しましたが、同じく50MHzも良く運用していました。50MHzのGPアンテナが以前から設置されていた・・・というのがその理由です\(^^)/。
そんな訳で50MHzに関しては、ログを見るとこれまでにSSBでの交信も多いですね。

さて、まだCWがほとんどできなかった再開局当時のことですが、あるOMさんが50MHzのSSBでCQを出されていて、SSBでのコールが途切れたところで、

それではCWに切り替えますので、よろしく~

・・・という言い方だったかどうかは定かではないですが(^^;)、それまでSSBで運用していた周波数のままモードをCWに切り替えてCQを出す、という離れ業をやってのけておられました。
他のバンドではほとんどない業ですが、50MHzではこのように同一の周波数でモードを切り替えるという業はそれほど珍しいことでもないようですね。
ただCWが全く聴き取れなかった当時の自分としては、ちょっと複雑な心境でしたがね。
(現在ではむしろSSBの方が緊張しますが・・・^^;)

あっ、そういえば当時「AMに切り替えますよ~」も一度だけ聞いたことがありました。

ところでこの「同じ周波数でモードを切り替える」という運用ですが、CWとSSBの間で切り替える場合は注意が必要ですね。キャリア(搬送波)のあるCWから、キャリアのないSSB(50MHzの場合はUSB)に切り替えると、CWピッチ分だけ周波数がシフトする機種と、周波数はシフトしない機種があります。
前者はBFO基準、後者は受信周波数基準、といったところでしょうか?

当シャックのリグで確認したところ、型番によっても異なるかも知れませんが、初期状態では、八重洲のリグは周波数がシフトするパターン、ケンウッドのリグは周波数がシフトしないパターンでした。いずれも設定変更は可能ですが。
写真はCWモードで受信周波数を50.18000MHzに合わせ、モードをSSB(USB)に切り替えたところです。CWピッチは600Hzなので受信周波数が50.17940MHzにシフトしています。

50.18000MHz – 600Hz (0.0006MHz) = 50.17940MHz

まあどっちでもいいですが(^^;)、CWとSSBの間でモード切り替えされる局を追随する時は、迷子にならないよう注意が必要ですね。

このところ強いEsが発生することが多くなり、50.48000MHzの北海道のビーコンも良く入感していました。最近フォーンはほとんど運用しなくなってしまいましたが、50MHzで久しぶりにSSBやAMの運用がしたくなってきました。

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