マグネットベース(SPM-35)の同軸ケーブル交換

Magnet Base SPM-35 機材

最近はほとんどモービル運用(移動運用)はしなくなりましたが、車を乗り換えてからは基台の取り付けが難しくなり、モービル運用では第一電波工業の「強力マグネットベース」(SPM-35)を使ってモービルアンテナを立てています。

このマグネットベースは同軸ケーブルには低損失の「3.5D-QEFV」が使われていますが、少々径が大きく、運用時に車のドアに挟むと潰れそうで気になっていました。取り回しも良くないです。
手元には以前使っていた「2D-LFB-S」という径の小さい同軸ケーブルがあったので、こちらに交換してみることにしました。
多分取り付けできると思い交換することにしましたが、正規の交換用のケーブルではないので自己責任での交換ですね(^^;)。まあダメならもとに戻すだけです。

ちなみに手元にあったケーブルはマグネットベース用ではなく、ハッチバック用の基台などを取り付けた際に使うもので、同じ第一電波工業のものです。(型番は不明です)
「3.5D-QEFV」 から 「2D-LFB-S」 へと単純に径が小さく(細く)なるので損失は大きくなりそうです。HFばかりの運用なので気にする必要はありませんが。

さて、交換してみよう!

このマグネットベースには写真の通り「六角ナットをはずすと・・・同軸ケーブルの交換が可能です」というシールが貼ってあります。ユーザーの手による交換が前提なのかも知れません。
そこで書かれている通りにアンテナ取り付け部分にある六角ナットを外すと、キャップ(上蓋)を簡単に外すことができました。
更にその中にあるボルト3つを外して金属の丸い板を外すと、コネクターと共にケーブルが簡単に外れました。想像以上に簡単な構造でした。

SPM-35 Disassembly

既存のケーブル(写真下)と新たに取り付ける古いケーブル(写真上)です。古いケーブルはコネクター部分が老朽化していますが、そこは愛嬌ということで・・・。
見た目はいまいちですが、まだまだ行けるのです。

SPM-35 Cables

そして古いケーブルもぴったりはまりました。

SPM-35 Cable Mounting


すべての部品を、逆の手順で組み立てました。

SPM-35 Calbe Exchange

古いケーブルはぴったりはまったと思ったのですが、コネクターの底の部分(L字のところ)が1mmほど長いため、少し浮いてしまいました。
またケーブルも細くなったので、ケーブルを通す穴のところに隙間ができました。雨の侵入が考えられますが、雨天では使わないし、そもそも各部品がすべてが防水なので、ここの隙間はそもそも問題ないですね。仮に雨が入っても大丈夫です。(だと思います)

SPM-35 Assembled

こんな感じでケーブルが変わりました。随分細くなり収納も楽になりました。
ただ今回使用したケーブルは交換用の正規のケーブルではないのでメーカーは未保障でしょうし、強度なども十分かどうかは解らないところです。自己責任ですね(^^;)。

SPM-35 Cable Old And New

動作確認は改めてということで・・・。

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