VX-3のスキャン機能

VX-3 Wide Band Receiver VX-3

前回の記事でVX-3で国際VHFを受信しましたが、その後に引き続いてVX-3をワイドバンドレシーバーとして少し使ってみました。

VX-3はワイドバンドレシーバーとしての機能もあります。

VX-3のワイドバンドレシーバーとしてのレビューは、書籍やネットで語り尽くされている感がありますので、役に立たない私のレビューは載せず、一連の「VX-3 レビュー」の記事には含めませんが、スキャン機能について少し、番外編として載せておきます。

私の場合、他のリグでもそうですが、受信したい周波数をメモリーに登録し、それらの周波数だけを対象とした、いわゆるメモリースキャンを多用しています。
その際、特に下記の2つは欲しい機能です。

(1)指定したメモリーをメモリースキャンから除外
メモリーに登録した周波数の中でスキャンに含めたくないものもあるため、指定したメモリーをメモリースキャンから除外できる。

(2)受信した信号がなくなったら自動的にスキャンを開始
スキャン中に受信しスキャンが一時停止した際は、受信した信号がなくなったらスキャンが自動的に再開される。
停止したままになったり、逆に一定時間経過でスキャンを強制的に再開する、といった設定はよくありますが、私のスキャンのスタイルではほぼこれらの設定を使うことがありません。

VX-3 Scan

これらについてVX-3はどうかというと・・・。

もちろんいずれも対応しています\(^^)/。
古い無線機(相当古い?)では上記の設定がいずれもできない、もしくはいずれかができないものもありますが、近年の無線機であればほとんど対応していると思います。

またスキャンを使うという点では、VX-3ではメモリー呼出しモードにし「BAND」ボタンの長押しでメモリースキャン開始というとてもシンプルな操作でFBです。
(スキャン範囲の設定を最初にだけ行います)
またスキャン状態で無線機の電源を切った場合、次に電源を入れた時は電源を切った時のスキャンの状態を保持していますので、電源を入れる都度、スキャンを開始する必要がありません。
地味に便利な(というか気の利いた)動作です。

一点、気になったのは、デフォルト設定ではスキャン中に信号を受信するたびに「ピポッ」というビープ音が鳴ること、これはとても気になりました。たくさん登録されたメモリーの周波数を次々にスキャンして受信していく中で、受信する度にビープ音が鳴ると落ち着きません・・・。
また私のスキャンのスタイルでは、受信するたびに鳴るビープ音はまったく必要ありません。
取扱説明書を見てみたら、VX-3にはこのビープ音を鳴らないようにする設定がありました。設定したら、落ち着いてスキャンできるようになりました。

という訳で、今回はスキャンについてと、VX-3のスキャン機能(の一部)についての記事でした。少しでも参考にしていただければと思います。

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