移動運用のための車内シャック(軽ワンボックス)

Mobile Rig 機材

以前に「コンディション向上でHFお手軽移動運用」という下記の記事を書きました。基本的には私の移動運用のスタイルは変わっていませんが、もう少し「それらしく」しました。

私の移動運用は、「出力は10W」「モードはCW」「アンテナはモービルホイップ」というスタイルなので、それが前提の車内シャックですが、他のモードやアンテナでも応用可能だと思います。
また今回はパソコンの使用はしていませんが、外部電源さえ確保できれば(バッテリー駆動なら外部電源不要ですね)パソコンの利用も可能かと思います。

さて、ここからが本題です・・・。

私は軽自動車のワンボックスで移動運用をしていますが、ここで紹介する車内シャックは、後部座席をフラットにして自作のテーブルを置いただのもので、何ら目新しいものではありません。

特にこだわりはないのですが、私はゴチャゴチャしたことが嫌い(性格上^^;)なので、とにかくシンプルにすることを最大限に考慮しました。

Mobile Shack

わりと手間がかかったのがテーブルです。乗っている車の純正アクセサリーや社外製の既製品を探しましたが、なかなかいいものがなく自作しました。

天板はホームセンターで見つけた15×350×910(mm)のアカシヤ板をそのままのサイズ(未切断)で使用。なんとジャストフィット!。脚には450(mm)のイレクターパイプを使い、天板への固定のアタッチメントや、足の底のアジャスターゴムキャップを用意して簡素に作りました。
強度や安定性はまったく考慮していないので、構造上、多少揺れます。小型のリグ程度ならOKですが重たいものを載せるのはNGですね。
(テーブルを水平に保つためアジャスターは必須です)

こうして完成したテーブルを、フラットにした後部座席の最後部に置き、その上にリグなどを置きました。細かなところは写真をご覧ください。

<追記:2025/4/11>
アンテナ(モービルホイップ)の置き場所の写真を載せていませんが、後部座席の足元に横向きに置いています。倒した後部座席の背もたれで隠れているので上からは見えませんが。

更に座椅子も用意しました・・・\(^^)/。それほど高身長でもないので、足が延ばせて楽ちんです。窮屈は堪えられませんので・・・。

正面から見るとこんな感じです。

Mobile Front

更に、ハッチバックを開けてリアから見たところです。
開けて運用するのもOKですが、人の多いところではちょっと躊躇してしまいます。

Mobile Rear

電源は、いわゆるバッ直(バッテリーからの直接電源)を後部座席まで引きましたが、ここはポタ電にする予定です。消費電力の少ない10W運用なのであまり電源に悩むことはありません。
ここは10Wのメリットともいえます。

アンテナはマグネット基台から引っ張り、ハッチバックドアから取り込んでいます。

Mobile Cable

本日、早速10MHzのCWでJCCサービス局2局へコールしました。ばっちり飛んでます・・・。モービルホイップで10W出力・・・侮れませんよ!

そしてこの車内シャックのいいところは、運用しない時もテーブルだけはそのままで、後部座席を通常に戻しておけるところです。(つまりテーブルは置きっぱなしでOK)
このようにしておけば、走行中にテーブルが倒れたりずれたりすることもありません。

また、天板の奥行きが350mmのため、それほど後部シートを前方へ移動させなくてもOK。通常の後部座席への人の乗車には全く問題ありません。

Mobile Close

これまでは、助手席に無線機を置いて運転席で運用していましたが、電鍵を操作しながら狭い運転席での運用はログの記入も難しくいろいろと苦労していましたが、テーブルがあることで、その苦労は解消できそうです。
更に電鍵(パドル)も一般的な据え置き型も使用できそうです。もっともGM-702に慣れてしまったので、その必要もないのですが(^^;)。

これからいろいろと気づくところが出てきそうですので、順次改良していきますが、車内シャックというよりは、ノマド生活できそうな気配です(^^;)。

ということで、移動運用のための軽ワンボックスでの車内シャックの紹介でした。

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