アマチュア無線では、送信側に対して受信状態の報告を「シグナルレポート」として、フォーンの場合は、「R(了解度)」 , 「S(信号強度)」を用いたRSレポート、CWやRTTYの場合は、これに「T(音調)」を加えたRSTレポートを送ることが慣例となっているのはご存じの通りです。
RSTレポートについては、こちらの「A1 Club」さんのページをリンクさせていただきます。
あくまでも私の場合ですが、「S(信号強度)」は無線機のSメーターの値を送るのが分かりやすいのですが、7MHzや10MHzではノイズレベルが高く常に3くらいまで振っていることもあり特に弱い信号は判断が難しく、また599BKなどのCQ側で複数の局に同時に呼ばれた場合はピックアップした局のSメーターの値が判らないことがあるので、これらの場合は主観で送ることも多いです。
フォーンのように「シグナルレポートは次回お送りします」と伝えることが、CWでは困難ですが、以前に交信した局で、最初に「559」のレポートをもらった後、交信中にこちらの電波が強くなったようで、後から「NW UR 599」のようにシグナルレポートの変更を送っていただいたこともあります。こういった方法もあるのかな?と思います。
このようにRSTレポートは主観が含まれることもあるかと思いますが、特に「599」以外のレポートが届くと自分の電波の伝搬状況が分かり、設備やコンディションなどの状況把握の参考になることがあります。
ちなみに過去の交信記録を見ると、これまでもらったRSTレポートでもっとも悪いレポートはなんと「319」でした(^^;)。なかなか厳しいレポート。ある意味貴重です。
しかしいまだかつて「T(音調)」は「9」以外をもらったことはなく、他局の交信をワッチしていても、CWとRTTYのいずれも「T(音調)」は「9」以外は聴いたことはないです。
そして、自分も送ったことはないです(^^;)。
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