決して資格マニアではないのですが、アマチュア無線技士以外で私が所有している無線技士の免許のひとつ「レーダー級海上特殊無線技士」を紹介します。
(英語表記は「Maritime Radar-Category Special Radio Operator」)
この免許での操作範囲は、こちらのページにある通り「船舶局のレーダーの操作」となっており、そもそもこの免許が将来的に必要になる場面はない、と確信していますが、「レーダー」というかっこよさに惹かれ、アマチュア無線という趣味が高じて取得に至った・・・といったところです。
平成30年に取得しました。
23種類(2023年1月現在)ある無線従事者の資格と操作関係について、TOKUGILABさんのページにとても分かりやすい図がありましたので、リンクを張らせていただきました。
いやはや「レーダー級海上特殊無線技士」は一番下にひっそりと・・・。
そして、多くの通信士や海上特殊無線技士の上位免許でその操作範囲をカバーしています。
このことから多くの場合、「第二級海上特殊無線技士」や「第四級海上無線通信士」(もしくはそれより上位の免許)を取得することでこの免許の操作範囲もカバーする、というパターンが一般的なのかな?と勝手に推測しています。
その根拠のひとつとして、こちらの統計を見ると、この免許の年間の全国の取得者の増加数はかなり少ないことが分かります。
更に、私が受験した時の受験者が3名だった、ということもこれを物語っています。
この免許の受験者は少ないですね。
上位免許を先に取得するのかな?
受験するにあたり、レーダー級海上特殊無線技士に特化した参考書を見つけることができず、他の特殊無線技士(一陸特を除く)の試験問題がひとまとめになっていて、当時としてもそこそこ古い平成24年6月版の過去問題集をネット古本屋で購入したりしました。
そして最終的にはネットからダウンロードした直近過去3年分くらいの過去問をマスターして臨んだというところです。
過去問題はこちらで確認することができます。
見ていただくと分かると思いますが、「法規」については第四級アマチュア無線技士の知識で解けそうな問題があります。
せっかく取得するなら上位免許の方がいいのかもしれませんが、興味のある方は、この免許をぜひ取得してみてください。
「レーダー級海上特殊無線技士」・・・と書かれた富士山のホログラムの入ったかっこいい免許証が届きますよ。
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