久々のエコー

Echo 全般

10月も最終日となり、秋が深まっています。秋といえばDX局もよく入感してくるシーズンなのですが、ここ3~4年はさっぱりな感じでした。
しかしこのところ国内近距離も含めてコンディションが徐々に向上している感があり、ネット上でもDX局が入感しているという記事をよく見かけています。

そこで本日夕方、薄暗くなり始める頃の時間帯にハイバンドのCWをワッチしました。
当局のアンテナでは14MHzと21MHzはノイズばかりでした。ところが18MHzへQSYすると、強く入感するロシアの局と、もう一局「IK」で始まるコールサインのイタリアの局が入感しました。

Echo on 18MHz

このイタリアの局はJA局(日本)と交信していましたが、ロングパスとショートパスが重なってエコーが発生していました。久しぶりにエコーがかかった信号を聴きました。
このことからも、コンディションが上昇していることが感じられます。

ご存じの方も多いかと思いますが、エコーは、下図のようにロングパスとショートパスの両方の経路の電波を受信した際に、その電波の届く時間差により、受信音が二重に聴こえる現象です。
受信音は微妙にずれて重なって聴こえるので、相手局のコールサインやその他の送信内容がとても聴き取り難くなります。

Echo

エコーがかかていましたが、符号は何とか

解読できました。

このイタリア局に対して、私だけがコールするのであれば取ってもらえそうな感じもしましたが、軽いパイルアップになっていて到底パイルを突破できないと判断し、早々に諦めました。

アンテナは、給電点の地上高が10mほどのフルサイズのワイヤーダイポールでしたが、この程度のアンテナでも入感しましたので、いよいよコンディション上昇の予感です。

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