紙ログの重要性を認識した一件

QSL CARD 全般

先月末、久しぶりに少し多めのQSLカードが届きました。多いといっても100枚ほどですが。そして今回は、久~~しぶりに海外からも届きました\(^^)/。
2019年1月のスウェーデンとの10MHzによるFT8での交信のものです。
JARLのQSLビューロー経由で北欧から遥々と・・・。
正直なところ、交信したことも、QSLカードを送ったことも、すっかり忘れてしまっていましたが、何年もあとに届くと当時を回顧して懐かしい思いがします。そしてFT8は既に3年以上運用していないので、何か異次元の感じがします・・・(^^;)。

さて、ここからが本題です。(以降はこのスウェーデンの局とは関係ありません^^;)

今回届いたQSLカードに交信ログにない、いわゆるNIL(Not ln Log)が1枚ありました。3エリアの局からのものですが、私が移動運用先からCQを出していた時のもので、ハムログでは全く同じ日時に別の局との交信の記録がありました。7MHzのCWでの交信です。
気になったので、当日の紙ログを見ると、「別の局とダブって交信の可能性あり」と、なぐり書きでメモしてありました。動かぬ証拠発見!

こういう時に紙ログはFBですね。交信中に気付いたことを余白にサッとメモできます・・・。

以前にこんな記事も書いています。私はCQ側の時だけでなくコール側の時も基本は紙ログで、ハムログにあとから入力しています。

記憶を辿ると、当時の状況はこんな感じだったように思います。

私がCQ送出後にA局とB局から同時にコールがあり、私はコピーできたA局をコールバックしレポートを送りましたが、そのあとの相手局から私への「UR 599 BK」というレポートが、A局とB局からダブって返ってきました。
恐らくQSBか何かで、私からのコールバックが聴き取り難い状況があり、B局は自分がコールバックされたと認識されたのかも知れませんね。
コンディションの具合で、B局はA局の存在に気付いていなかったという状況も考えられます。

B局のコールサインの一部でもコピーできれば、A局との交信後にB局に対して確認も可能だったかもしれませんが、B局のコールサインは全くコピーできず・・・でした。
でも仮にB局のコールサインの一部がコピーできていて、●●? AGN(●はコピーできた文字)みたいな感じで返しても、B局から見れば「ん?」って感じですよね。
そんな状況だったので確認できず、他の局がダブって交信ことを紙ログにメモった次第です。

そしたら案の定、QSLカードが届きました。

こういう状況での確認、難しいですよね。

ショートQSOだと、CQ局がピックアップ局(相手局)のコールサインを送出(コールバック)するのは基本的には1回だけなので、気づき難いことも原因かと思います。
ここで私はファイナルを送る時に、確認の意味で、
A局のコールサイン DE 自局のコールサイン 73 E E
のような感じで打つべきでした。
ちなみにラバースタンプQSOなら、このような状況は起きないですよね。

今回のケースではB局からのQSLカードは受領せず、NILでお返しするということになるのでしょうが、実際には両局共に強力に受信できていた(と記憶します)ので、NILでお返しするのも何か気が引ける感じがします。

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