2023年NYPの初日の雑感

NYP First Day in 2023 コンテスト

本日(1/2)は新年恒例の「QSOパーティ」(NYP / ニュー・イヤー・パーティー)の初日となりました。例年通りCWで参加しました。

昨年と一昨年は10MHzのコンディションがもうひとつでした。今シーズンは10MHzのコンディションが良好な日が多いので、今回はコンディションを期待し10MHzのCWで運用しました。
使用した無線機はケンウッドのTS-590です。当シャックのフラッグシップ機のお出ましです!

→ 2022年の記事(2022年NYPの初日の雑感
→ 2021年の記事(2021年NYPの初日の雑感

10MHzのコンディション

9:00JSTきっかりにまずはバンド内の状況を確認。10MHzのコンディションはあまりよくないようで、また開始直後ということもあり、空き周波数はすぐに見つかりました。
ただこのようなコンディションだと、スキップゾーン内から同じ周波数での運用局がある可能性があるので、十分にワッチした後、少々注意しながら CQ NYP を打ちました。

10MHzのコンディションは、運用開始直後の9:00過ぎ頃が最もコンディションが良く、徐々に低下していったという感じでしたが、約30分で10MHzのCWのみで20局を達成できました。\(^^)/。

例年は20局達成しても運用を続けるのですが、コンディションが低下したこともあり、今回は20局ぴったりで運用を終了しました。

7MHzのコンディション

10MHzの運用を終えた9:40頃に7MHzのコンディションを確認しましたが、7MHzも良好とはいえない状況でしたが、ご多分に漏れず(CWは)空き周波数が見つからない程の混雑ぶりでした。

7MHzも運用しようかとも思いましたが、10MHzで腹一杯(^^;)になり、またこの混雑の修羅場の中で隙間を見つけて CQ NYP を出す勇気がなくなり断念です・・・。

スペクトラムスコープで確認

10:00頃のFT-991Aの7MHzと10MHzのスペクトラムスコープの状況を載せておきます。見ての通り7MHzと10MHzは運用局の数に雲泥の差があります。

ここからも、この時間帯の7MHzの混雑ぶりと10MHzの低調ぶり(コンディションが悪いので・・・)がうかがえます。
コンディションの変化で、この後どのようになったかは不明ですが・・・。

FT-991A Scope 7MHz
FT-991A Scope 10MHz

ファーストQSO局は20局中4局で One Day AJD はならず

運用後にハムログへの入力まで終えましたが、20局中でファーストQSO局は4局でした。中には毎年のようにNYPでお逢いする局もありました。VY TNX !

交信エリアは 1 , 2 , 4 , 5 , 6 , 7 , 0 で、未交信エリアは 3 , 8 , 9 となりました。20局との交信では難しいのでしょうが、One Day AJD (一日で0~9の10のエリアと交信)はならずでした。
(このコンディションと交信数で One Day AJD が達成できたらミラクルです^^;)

運用の特徴

JCCサービスでの運用(CQ側)ではCQを出している「その局」と交信することに意味があるので、珍しい地域から運用するとパイルアップになること必至ですが、NYPは必ずしも「その局」でなくてもよいためか、パイルアップになることは少なく、またコールも途切れがちな感じです
あくまでも私見ですが。(これはコンテストなどでも同様かと思います)

その代わりに、以前と同じ運用場所・同じバンドでも、ある程度の水準でコールが期待できるという特徴が感じられます。

・・・ところが、夕方に7MHzのCWをワッチしていたら、NYPのCQ局に対して結構なパイルアップになっていました。いやはや、7MHzはやはり凄いです・・・。(←修羅場)

2日目以降

NYPも一昨年から6日間になったので、明日以降もちょっとユルめに運用しようと思います。
RTTYは出てみたいけれど、さすがに6日間連続はムリかな。

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