本日(1/2)は新年恒例の「QSOパーティ」(NYP / ニュー・イヤー・パーティー)の初日となりました。例年通りCWで参加しました。
昨年と一昨年は10MHzのコンディションがもうひとつでした。今シーズンは10MHzのコンディションが良好な日が多いので、今回はコンディションを期待し10MHzのCWで運用しました。
使用した無線機はケンウッドのTS-590です。当シャックのフラッグシップ機のお出ましです!
→ 2022年の記事(2022年NYPの初日の雑感)
→ 2021年の記事(2021年NYPの初日の雑感)
10MHzのコンディション
9:00JSTきっかりにまずはバンド内の状況を確認。10MHzのコンディションはあまりよくないようで、また開始直後ということもあり、空き周波数はすぐに見つかりました。
ただこのようなコンディションだと、スキップゾーン内から同じ周波数での運用局がある可能性があるので、十分にワッチした後、少々注意しながら CQ NYP を打ちました。
10MHzのコンディションは、運用開始直後の9:00過ぎ頃が最もコンディションが良く、徐々に低下していったという感じでしたが、約30分で10MHzのCWのみで20局を達成できました。\(^^)/。
例年は20局達成しても運用を続けるのですが、コンディションが低下したこともあり、今回は20局ぴったりで運用を終了しました。
7MHzのコンディション
10MHzの運用を終えた9:40頃に7MHzのコンディションを確認しましたが、7MHzも良好とはいえない状況でしたが、ご多分に漏れず(CWは)空き周波数が見つからない程の混雑ぶりでした。
7MHzも運用しようかとも思いましたが、10MHzで腹一杯(^^;)になり、またこの混雑の修羅場の中で隙間を見つけて CQ NYP を出す勇気がなくなり断念です・・・。
スペクトラムスコープで確認
10:00頃のFT-991Aの7MHzと10MHzのスペクトラムスコープの状況を載せておきます。見ての通り7MHzと10MHzは運用局の数に雲泥の差があります。
ここからも、この時間帯の7MHzの混雑ぶりと10MHzの低調ぶり(コンディションが悪いので・・・)がうかがえます。
コンディションの変化で、この後どのようになったかは不明ですが・・・。
ファーストQSO局は20局中4局で One Day AJD はならず
運用後にハムログへの入力まで終えましたが、20局中でファーストQSO局は4局でした。中には毎年のようにNYPでお逢いする局もありました。VY TNX !
交信エリアは 1 , 2 , 4 , 5 , 6 , 7 , 0 で、未交信エリアは 3 , 8 , 9 となりました。20局との交信では難しいのでしょうが、One Day AJD (一日で0~9の10のエリアと交信)はならずでした。
(このコンディションと交信数で One Day AJD が達成できたらミラクルです^^;)
運用の特徴
JCCサービスでの運用(CQ側)ではCQを出している「その局」と交信することに意味があるので、珍しい地域から運用するとパイルアップになること必至ですが、NYPは必ずしも「その局」でなくてもよいためか、パイルアップになることは少なく、またコールも途切れがちな感じです。
あくまでも私見ですが。(これはコンテストなどでも同様かと思います)
その代わりに、以前と同じ運用場所・同じバンドでも、ある程度の水準でコールが期待できるという特徴が感じられます。
・・・ところが、夕方に7MHzのCWをワッチしていたら、NYPのCQ局に対して結構なパイルアップになっていました。いやはや、7MHzはやはり凄いです・・・。(←修羅場)
2日目以降
NYPも一昨年から6日間になったので、明日以降もちょっとユルめに運用しようと思います。
RTTYは出てみたいけれど、さすがに6日間連続はムリかな。
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