これまでこのブログでは「One Day AJD」(1日に10のエリアと交信)について、たびたび取り上げております。
アマチュア無線の運用をするならば何らかの目標があるとモチベーションも上がる、というところですが、One Day AJD はローバンドの運用においてすぐにチャレンジできる目標だと思います。
上記リンクにあるよう、アワードとして発行されておられるクラブ(VY TNX !)もありますので、とてもチャレンジし甲斐のあるものですね。
そんなことを考えていたら、過去に One Day AJD をどれくらい達成していたのかな?という素朴な疑問が湧いてきました。
そこで、再開局の2010年5月以降のハムログデータをExcelに落として、「交信日」「相手局エリア」「バンド」「モード」を整理して集計したところ、以下のような結果でした。
バンド | モード | One Day AJD を達成した回数 |
7MHz | CW | 5 |
10MHz | CW | 9 |
全バンド | 全モード | 27 |
いやはや、予想に反して多かったです・・・。ちょっとびっくりです。
あれ?予想よりも多いな!
運用日数や交信回数なども考慮する必要がありますが、7MHzよりも10MHzの方が多いというのはちょっと考察が必要ですね。運用日数と交信数共に10MHzの方が少ないはずです。
10MHzはコンディションが向上してオープンすると、その伝搬の特性上、交信できるエリアが広く、交信エリアが集中しにくいのかも知れませんね。
他には、10MHzの運用者の方が全国的に分散しているのかな?なんて思ったり・・・。
更に、9つのエリアと交信できたが、あと1つのエリアだけ交信できなかった・・・という、いわゆるリーチがかかっていた日は60回で、バンドとモードを限定すると以下の通りでした。
なんと14MHzや18MHzのCWでも、あわや One Day AJD という日があって驚きです。ハイバンドでも可能性はあるのですね。
バンド | モード | One Day AJD リーチの回数 |
全バンド | 全モード | 60 |
バンド | モード | 唯一交信できず One Day AJD が未達成となったエリア |
1.9MHz | CW | 9エリア |
7MHz | RTTY | 8エリア |
14MHz | CW | 5エリア |
18MHz | CW | 0エリア |
当日はリーチがかかっていることにさえ全く気付いておらず・・・。本日集計してみて初めて気づいた次第です。
いずれもコンディションが良かった7~8年前の運用が大半ですが、このところはコンディションが上昇しつつあるので、更に達成できる日は増えるかも知れません。
どっちにしてもアクティブにならないとね。
<追伸>
各局さんのブログを見ると、One Day WAC(一日で世界の6大陸と交信)を達成されているOMさんもいらっしゃるようですね。いやぁ、レベルが違いすぎます・・・(^^;)。
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