C5600とFT-991Aをこっそりと比較

C5600 And FT-991A 全般

以前の記事で書きましたよう、当シャックの「FT-991A」で特小レピーターを受信しましたが、FT-991AはHFから430MHzまでをカバーしたリグであり、「特小などのUHF帯の受信はあまり得意ではないのではないかな?」という疑問がありました。

一方、当シャックでは約25年前のスタンダードの144/430MHzのFMツインバンダー「C5600」が健在で、当時としてはなかなか受信感度のよいリグでしたので「どんなものかな?」ということで、FT-991Aと比較する形でいろいろ受信してみました。
まるで性格が異なり、年代も違う2台なので、比較自体にほぼ意味はなく(^^;)、当シャック内リグ比較というだけの目的です。また測定器は持っていないので耳だけの判断です。

余談ですが、C5600が現役の頃は、ハンディー機のC520やC150/C460など共に、当時のスタンダード(日本マランツ)のVHF/UHFのFM機はが高い評価を受けていましたが、八重洲無線に併合された現在、そのDNAが随所に盛り込まれているのではないかと思っています。

144MHz帯,VHF業務無線,430MHz帯,特小などをアンテナ切替器で切り替えながら、双方で受信しました。

C5600 Receive
FT-991A Receive

で、結果です。

私の耳では、これらのリグの受信感度の違いはほぼ判らない・・・という状況でした。

少しひいき目でみると、FT-991Aの方がノイズに埋もれた信号が聴きやすいかな?といったところです。特に特小レピーターの弱い信号は、FT-991Aの方がはっきり聴こえるように感じました。
またアマチュアバンドでも、ノイズに埋もれてしまうようなぎりぎりの信号で、FT-991Aでは会話の内容がはっきり分かるが、C5600では聴き取れないところがある、といった状況もありました。ただこの辺りは、スピーカーの性能にもよるので微妙です。

実は内心は、絶対C5600が勝る!と思っていました。
HFから430MHzまでオールモードでカバーするリグと、144/430MHzのFM専用リグで、VHFとUHFのFMモードの電波が、ごく一般的な受信でほぼ差がないというのはちょっと驚き、まあ技術革新もありますし、C5600の老朽化の影響もあるかもしれませんね。

個人的には「あっぱれFT-991A!」です(^^)。

その他に気づいた点としては、C5600はスキャン動作のまま電源OFFした場合、次に電源ONした時に自動的に続けてスキャン動作するということ。これはVX-3なども同様ですが、地味に使い勝手がいいです。当局のように、日常的にスキャンさせてワッチする場合、電源ONの度にスキャン開始操作するのは手間ですね。
FT-991Aは残念ながらこの機能はないので、電源ONの度にスキャン開始操作が必要です。

もう一点、C5600に限った話ではないですが、やはり2バンド同時受信はありがたいです。片方でVHFの業務無線をメモリスキャン、もう一方で特小を範囲指定してプログラムスキャン、といった芸当が可能です。C5600は「VHF×UHF」か「UHF×UHF」のいずれかしか選択できませんが、「VHF×VHF」もできれば申し分ないですね。

あとC5600は、スキャン,メモリスキャン,プログラムスキャンがすべて単独ボタンで搭載されています。ファンクションボタンを押す必要もなく、ボタン一発でスキャン開始です。
この辺りは広帯域受信に力を入れたリグのように感じます。

まあこんな具合ですが、それぞれ性格が異なるリグなので、結果オーライってところですね。いずれにしてもC5600をこれからもワッチ中心に使う・・・ということには変わりません。

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