保管が難しい鉛蓄電池

Lead-acid Battery 機材

アマチュア無線の移動運用で必要となるのが電源、いわゆるバッテリーですね。
ハイパワーで長時間の運用ならばともかく、私の場合は移動運用の頻度自体が少なく、かつ短時間でパワーは10Wですので、鉛蓄電池を使っています。
性能は申し分ないのですが、重たいのが難点です。

最近は、小型で軽くて大容量のリチウムイオンバッテリー(Li-ION)の「BL-50TXS」といった製品もありますが、いやはやとても高額なので購入には二の足を踏んでおります。

鉛蓄電池のあの重たさは難点ですね。
その点、軽くて大容量のLi-IONはいいね。

私が使っているのは KUNG LONG BATTERIES INDUSTRIAL Co., Ltd. が製造する、「LONG」のロゴが有名な写真の鉛蓄電池で「WP20」というモデルの20Ahのものです。
(実はこれは2台目で、1台目はまさかの液漏れで廃棄処分しました)
充電器はGSユアサの「BC-3A2-12VTN」です。いずれも秋月電子通商さんで購入です。

これまでTS-680Vでの10W送信(CW)での最長運用時間は3時間ほどですが、バッテリーが上がることなく運用できましたので、まあ私の移動運用のパターンであればほぼ問題ないといったところです。

鉛蓄電池は劣化を早めないために常時フル充電にしておくのが望ましいため、以前は使用しなくても2週間に1度の頻度で充電していました。
ところが最近はさぼってしまい、3ヵ月以上充電しない状態になっていました。これだとさすがに自然放電も大きかったようで、テスターで測定すると電圧は12V前半程度まで下がっていました。
先日充電しましたが、フル充電でも12.7V程度にしかなりません。
記憶が定かではありませんが、以前はフル充電すると13V後半くらいになっていたように思います。過充電によるサルフェーションが発生してしまっているかも知れません。
サルフェーションが発生すると、著しく性能が低下してしまいます。

次に移動運用する時は、バッテリー切れを気にしドキドキハラハラしながらの運用となり、ある意味楽しみです。早々に切れてしまうかも知れませんね。

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