このカテゴリーの「その6」の投稿が21年9月11日なので、随分と日数が経ってしまいました。今回は「その7」です。取り扱うのは「苦手な符号」です。
長くCWを中心に運用してきて、10の数字，26のアルファベット，更に一部の記号（「？」や「/」など）は交信で戸惑うことなく、ほぼ聴き取れるようになった・・・つもりですが、交信していると、普段は問題ないのに、なぜか時々文字に変換できない（一瞬考え込む）ことがあって「あれ？」となることが多々あります。そうなる文字はほぼ決まっています。
いわゆる、苦手符号（苦手文字）というやつです・・・。
苦手な符号（文字）
私の（聴き取りが）苦手な符号（文字）は、「D」「G」「U」です。自分でも認識しています。
CQを出していたりして、22～25WPM程度の速度でコールがあった時、その局のコールサインに上記3文字（特にサフィックスに）が含まれると、時々取りこぼしたりします。
苦手な符号の原因はCW略符号にあり・・・かも。
これはあくまでも私の経験による考察なので、皆がそうであるということではありません。参考程度に読んでいただければ幸いです。
上記の私の苦手な3つの符号には共通点があります。それはいずれもよく使うCW略符号に含まれている文字だということです。
「D」は「DE」，「G」は「GM」（またはGA,GE），「U」は「UR」というCW略符号に使われれますが、なぜこれらが苦手な符号かというと・・・。
例えば「U」についていうと、「U」（トトツー）という音のパターンよりも先に、「あなたの」を意味する「UR」（トトツー・トツート）というCW略符号の音のパターンを先に覚えてしまったから・・・、ではないかと思っています。（推測）
「トトツー・トツート」（「UR」の音のパターン）のイメージが強すぎ、「トトツー」という音のパターンが聴こえてくると、次に来るのは「トツート」だろう・・・と頭の中で先走って勝手に判断してしまう癖？が残っているようです・・・(^^;)。
そして実際に「トトツー」のあとに「トツート」以外の音のパターンが来ると「あれ？」となって、一瞬戸惑うような感じですね。
ほとんどの場合は問題ないのですが、先にも書きましたよう22～25WPM位の速さの符号で返されると、この癖が顕著に現れて時々取りこぼすことがあります。
なかなかこの癖は取れないなぁ。
「D」と「G」についても全く同様の癖が残っていますね・・・(++;)。
他にも・・・。
本当にCWの運用を始めた初期の頃は、他にも「73」（ツーツートトト・トトトツーツー）でも似たような癖があり、「7」と「3」が単独で出てきた時にこれらの符号が逆転してしまったり（特にコールサインのプリフィックス）、「CQ」は認識できても「C」と「Q」が単独で出てくると、「あれどっちだったかな？」というような戸惑いもありました。
さすがに現在はこの戸惑いは全くないですが、似たような癖ですね～。
基本は単独の文字を先に覚えること・・・かな？
ということで、先にも書きましたが、これはあくまでも私自身の経験にも基づく考察です。
CW略符号を（音のパターンとして）覚える前に、まず単独で一文字ずつを音のパターンとして覚えるのが先決かも知れませんね。
私の一連の「CWをはじめよう！」の記事の中で、まずは符号を覚えてから交信しましょう・・・なんて書いていますが、私自身が単独で文字を覚えるのもそこそこに交信を始めてしまった、ということがバレてしまいました・・・(^^)。
バレてしまった！
少しでも参考になれば幸いです。
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