なんといってもまずは免許ですね!
CWが運用できるのは第三級以上のアマチュア無線技士
CWを運用するためには第三級以上のアマチュア無線技士の従事者免許が必要だということは、ここで説明するまでもありませんね。
第三級以上を取得されていない場合は、まずは第三級をサクサクっと取得しましょう!
上級(第一級,第二級)を目指してもいいのですが、まずは第三級であればCWを十分に楽しめると思います。第三級はHFから430MHzまでの最大出力が50Wになりますし、18MHzも運用可能になるなどCW運用が可能になる以外にもメリットは大です。
第三級アマチュア無線技士免許の取得方法
ご存じの方は多いかと思いますが、第三級アマチュア無線技士の免許を取得するには、
- ①国家試験を受験
- ②養成課程講習会の受講
- ③養成課程eラーニングの受講
の3つの方法があります。
②と③については修了試験に合格することで国家試験は免除になります。②の「第三級アマチュア無線技士短縮コース」だと何とたった1日で終了です。
(ただし②は第四級相当の免許を取得していることが受講できる条件です)
それぞれ詳しい説明はネット上にありますのでここでは省略しますが、無理のない方法で取得されるのがよいですね。

自分に合った方法を選ぼう!
試験にはモールス符号に関する問題が出題される
第三級アマチュア無線技士(またはそれより上級)では、取得のための試験(修了試験)でモールス符号に関する出題がなされます。
(ちなみに法規では「国際条約」関係も出てきますが、それは置いておいて・・・)
モールス符号を使った交信も許可されるので当然ですね。
音響装置で再生されるモールス符号を聴いて書き取る「通信術」による試験は廃止され、現在は「A」は「・-」といった具合に、モールス符号が紙面上で出題されます。
紙面上のモールス符号と文字を紐付けて覚えることは試験の合格のためにはやむを得ないことですが、経験上、試験合格後はこの覚え方にはあまり深入りしないことをお奨めします。
理由は次の項で説明します。
無線局免許状の変更申請を忘れずに
これもここで説明するまでもありませんが、第三級(またはそれ以上)の免許を取得したら、CWの運用ができるよう無線局免許状の変更申請を忘れずに!
電波の型式の追加(変更)はもちろんですが、希望する周波数帯に18MHz帯も忘れないよう追加しましょう。18MHzは14MHzに波長が近い周波数なので、海外局と交信も有利かもしれません。
従事者免許と無線局免許状の準備ができたら、いつでもCWで運用はOKですね。残すはモールスの聞き取りと打鍵の習得ですね。ここが結構大変でした。
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