ケンウッドの「TS-590」は、「ARCP-590」というソフトウェアを使って、パソコンから遠隔操作することが可能です。
私のシャックのTS-590は2013年末に購入し、ついに10年目に突入しました。相変わらず機能を使いこなせていない状況ですが、このソフトウェアのことを思い出し設定しました。
(購入直後に少し試しましたが、パソコンの入れ替えに伴って棚上げ状態になっていました)
TS-590は背面にUSBポートを搭載しており、パソコンに仮想COMポートを設定してUSBケーブルでTS-590と接続する必要がありますが、そのあたりはマニュアルに詳しく書かれています。
そして、設定完了。
トップの画像は、接続したパソコンに「ARCP-590」をインストールし、TS-590と接続して起動したところです。以下のような画面で、基本的には本体と同等の操作が可能です。
まったく使い込んでいませんので、レビューとかは全然できません(^^;)。
そして、すぐ隣にTS-590本体があるので、私のシャックの配置では現時点でこのソフトウェアの恩恵を受けることはほぼないという状況です。
別途、「ARHP-590」というソフトウェアと併せると、LANやインターネット経由で遠隔操作できるようになるようで、そのような環境でこそ本領を発揮するといったところです。
そしてこのソフトウェアには、本体ではできない「ビジュアル・スキャン」の機能があります。
いわゆる「バンドスコープ」ですね。
ただしリアルタイムではなく、ボタンを押すとスキャンが始まって状況を表示するというもので、その間は受信音が聴こえなくなってしまいます。
以下は、本日の10MHzのバンドをスキャンしたところです。
それなりに使えますが、リアルタイムのバンドスコープを使ってしまった現在、使いづらさは否めませんし、このためだけにこのソフトウェアを使うほどではないかな?と思います。
そして、そもそも私自身はTS-590にそこまでは求めていません・・・。
将来、遠隔操作するような状況があるかどうかは分かりませんが、TS-590のひとつの機能として(無線機の在り方として)は興味深いものがあります。
TS-480にも同様のソフトウェアがあるようですね。
ということで、今回は「ARCP-590」の紹介でした。いずれはガッツり使ってみたいです。
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