TS-590のFSKモードでRTTYを運用

FSK Interface Cable TS-590

デジタルモードといえばFT8が人気ですが、いまだ私の中ではデジタルモードといえばRTTYです。

ちょっと興味があってログを遡ったら、RTTYでの初交信は2014年11月で、そしてこれまでのRTTYでの総交数は1,046交信でした。

そんなRTTYですが、これまでTS-590ではLSBモード(AFSK)で運用していました。
TS-590はパソコンとUSBケーブルで接続することで音声信号を橋渡しできますが、FSKキーイングができません。そこでパソコンで発生させたRTTYの信号を、このUSBケーブルで音声信号として無線機へ橋渡しし、それを受けた無線機がVOXでRTTY信号をLSBモードで送信します。
音声信号の橋渡しにUSBケーブルを使っていますが、方式としてはいわゆるAFSKですね。

TS-590でFSKで運用するには、パソコンからFSKキーイングする必要があり、そのためにはACC2端子に接続するインターフェースが必要です。このインターフェース付きのケーブルは既に所有しており(こちらの製作済みのものを販売いただきました、ありがとうございます)、TS-590とパソコンを接続して設定するだけなのですが 、USBケーブルだけで手軽にAFSKで運用できることから、これまで実行せずじまいとなっていました。

そしてこの年末に重い腰を上げて(^^;)、FSKで運用できるようにしました。

AFSKとFSKについては、下記で記事にしております。

TS-590は背面にACC2端子を搭載しております。

TS-590側はACC2端子への1か所のみの接続なのでそれほどかさばらないのですが、PC側はTS-590を制御(FSKキーイング)するためのUSBケーブルと、受信信号をパソコンへ送るためのオーディオケーブルを接続する必要があります。
(この点、USBケーブル一本でFSKが運用できる最近の機種はいいですね~)

パソコン側は入力だけなのでマイク入力だけのですが、入力と出力が共通のひとつのジャックしかないため、写真のように分配ケーブルを逆に付けてヘッドセットの設定で接続しました。

RTTYを運用するためのソフトウェアは「MMTTY」を使用。既にパソコンにはインストールされていますが、設定変更が必要でとなります。
オプション」-「設定画面」で開くダイアログボックスで、以下を変更しました。

・「送信」タブ 「PTT & FSK」→ Portのプルダウンで「EXTFSK64」を選択
 選択すると「EXTFSK 2.0e」というダイアログボックスが開く
 →「Port」にパソコンが認識(デバイスマネージャーで確認)しているポートを選択
 →「FSK Output」は「TXD」をチェック
 →「PTT OUtput」は「RTS」をチェック
・「その他」タブ「送信ポート」→「COM-Tx(FSK)」をチェック
・「SoundCard」タブ「Reception]→マイク(Realtek High Definiton)をチェック

上記の設定後に、MMTTYから送信するとTS-590がFSKモードで送信され、またTS-590で受信信号がパソコンへ取り込まれてデコードされることを確認しました。

FSKモードでのRTTYの運用の準備が完了しました。実際に交信はしていませんが、多分大丈夫だと思います。

AFSKでもいいのですが、表示する周波数にずれが生じること(LSBのキャリア周波数が表示されるため)がちょっと難点、さらに送信するRTTY信号がFSKの方が高品質のため、無線機にFSKモードを搭載しているのならばFSKで運用する方がいいと思います。

しかし・・・RTTYは運用局が少ないのが難点。RTTYの運用局の増加を望むところです。

コメント