昨年の11月に「ワイドバンドレシーバー VR-160 が仲間入り!」という記事を書きました。
ハンディータイプのワイドバンドレシーバーはアマチュア無線家の必須アイテム(ではないのですが^^;)ということで、入手したところでした。
そしてその後はどうかというと、いろいろなバンドに対応している第一電波工業のホイップアンテナ「SRH771」を購入して取り付けたりしましたが、積極的には利用できておらず、宝の持ち腐れ状態になっております・・・(^^;)。
短波放送も聴けるので一通り聴いてみたりしました。強い局ははっきりと聴こえて感動。このような小さな筐体でここまで聴こえることは評価に値しますが、既存の(ダイポールアンテナを接続した)アマチュア無線機で短波放送はFBに受信可能ですし、エアバンドや国際VHF・特定小電力トランシーバーなどは同様にGPアンテナに接続したアマチュア無線機でFBに受信可能で、結局、自宅ではこれらを受信するためにあえてVR-160を使う必要はなく出る幕なしといったところです。
結果として、自宅ではほぼFMラジオ放送受信機と化しています。
(しかしFMラジオ放送もFT-817で聴けてしまう・・・という事実!)
やはりフィールドへ持ってでないとダメですね。自宅で使うには適さないことに、いまさらながら納得。持ち出してこそ真価を発揮する受信機なのです。
少し使って感じたのは、こういったハンディー型のワイドバンドレシーバーでもCWが受信できるとFBかな?ということ。CWが受信できれば外出先で時間のある時にCWを受信できます・・・。
とはいってもCWが聴けるのはアマチュアバンドの7MHzか10MHzのCWの交信くらいでしょうし、まあそんなレア中のレアなニーズはほぼなく、そんな発想をするのは私くらい(^^;)なのでしょうけれど、フィールドでCWが受信できる受信機ってあまりないように思います。
(主に中華製のBCLラジオでCWが受信できるものもあるようですが)
FT-817ならばCWを受信できますが、そのためだけに持ち出すのはちょっとねぇ。
そのような訳で、なかなか効果的に使用できていないVR-160でした。まあ持っているだけで満足はしているのですが。
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