VX-3レビュー(11) SUB-RX機能

SUB-RX機能 VX-3

久しぶりのVX-3ネタです。

話は反れますが、ハンディー機って稼働率が低いですね。私だけでしょうか・・・。
通勤が公共交通機関だったりするとVX-3でラジオを聴きながら・・・というのもありなのでしょうが、私は自家用車通勤なのでそういった使い方はないですね。
また移動運用も最近はさっぱりですし、移動運用するとしてもHFばかりなので、なかなかこのVX-3の活躍の場がありません・・・。

たまには触ってやらないといけないかな?ということで、取扱説明書を見ながらVX-3を触っていたところ、「SUB-RX機能」なるものを発見しました。
この機能は、VX-3でラジオを受信中に同時にサブで他の周波数を待ち受けし、サブ側で信号を受信すると自動的にサブ側にきりかわるというもので、「デュアルレシーブ」機能のようにサブ側の監視のために一瞬サブチャンネルに切り替わる、ということはありません。

・・・素晴らしい!

実際に「SUB-RX機能」を試してみました。
下記の手順で実行できます。

  • [FW]を短く押した後[RADIO]を短く押す。
  • DIALツマミでラジオ受信再開時間を設定する。
     「OFF」は機能停止
     「TRX5S」は受信信号なしまたは送信終了後5秒後に再開
     「HOLD」は再開せず
     「TX 5S」は送信終了後5秒後に再開
  • [FW]を短く押した後[RADIO]を短く押して再開時間設定を終了する。
  • [V/M]を短く押してサブで受信する周波数を設定する。
  • [RADIO]を短く押してラジオをオンにし任意の放送を受信する。
  • この状態でサブで設定した周波数で信号を受信するとサブに切り替わる。
     (画面に「PRI」が点滅表示する)
  • 受信再開時間をOFFにするとこの機能は無効になる

ここでは、VX-3でAMラジオ放送のNHK第一放送(729kHz)を受信し、サブ側をアマチュアバンドの433.10MHzに設定しNHK第一放送の受信を開始しました。

Radio Channel

NHK第一放送を受信中は(監視のため)途中で一瞬サブ側に切り替わる・・・ということはなく連続して放送を受信。もう一台のリグで433.10MHz(サブ側)で送信するとVX-3は自動的にサブ側の周波数に切り替わってサブ側の受信になりました。

Sub Channel

そしてサブ側の信号がなくなると5秒後にNHK第一放送の受信に戻りました。
ここの5秒というは設定で変更可能で、トップの写真は5秒に設定しているところの画面表示です。

まあ、そもそも日常的にVX-3を持ち歩かない当局としてはあまり使うことのない機能ですが、VX-3はいろいろな機能が詰め込まれたリグだと改めて感じたところです。
しかしこれでも10年以上前のリグですからね。最新のリグの機能はもっと多機能なんでしょうね。もう付いていけないかもしれません(^^;)。

でも、もっと使いこなさいないとねぇ。

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