VX-3レビュー(6) 受信周波数範囲

VX-3 Receive Coverage VX-3

なかなかアマチュア無線運用で使用する機会がないVX-3です。いろいろなバンドの受信ばかりしていますが、これもVX-3の使い方かな?と思ってます。
(ちなみに同社から同じ顔をしたVR-160というレシーバーがありますが^^;)

さて、見出しの写真では奥に短波ラジオが映っていますが、感度はともかくVX-3は、この短波ラジオで受信できる周波数範囲はすべてカバーしています。
VX-3の受信周波数範囲は取扱説明書によれば、504kHz~999.900MHz(一部周波数を除く)ということです。
一部受信できない周波数範囲がありますが、こんなに小さい筐体でここまで受信できるとは・・・いやはや、恐るべし。

BANDボタンを押すと、短波帯 / 60MHz帯 / 航空無線帯 / 144MHz帯 / TV-VHF放送帯(1) / 情報無線帯 / 430MHz帯 / TV-UHF放送帯 / 情報無線帯(2) が順次切り替わっていきます。
むろんここにある以外の周波数帯も受信可能です。

受信モードはというと、FM / ワイドFM(WFM) / AM をカバーしていて、任意に変更可能ですが、AUTOモードにすれば自動的に適したモードに切り替わります。
周波数ステップは、5 / 8.33 / 9 / 10 / 12.5 / 15 / 20 / 25 / 50 / 100kHz(バンドにより選択できるステップは限定)を選ぶことができます。同様にAUTOモードにすれば自動的に適した周波数ステップが設定されます。

まあこの辺りは、広域受信機であれば最低限の機能なのでしょうけれど。

あと便利なのがスペシャルバンク
よく受信するような周波数帯(取扱説明書には「アクションバンド」と表現してあります)が、あらかじめ分類分けされてメモリーに登録されています。
以下のような内容です。(カッコ内の数字は登録数)
TV放送 (62) / JR鉄道無線 (16) / 国際VHF (57) / 世界各地の放送 (273) / 特定小電力無線 (20) / ワイヤレスマイク (185) / 救急/消防無線 (105)

なかなか、充実しています。
残念ながら、2020年現在では多くがデジタル化されて受信できなくなっていますが、それでもまだまだ受信できるものは残されています。

広域受信としても十分使えるVX-3です。

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