かなり以前から、FT-991Aの時計表示がリセットされてしまう(電源を切ると00:00に戻る)状態になっています。内蔵電池が消耗しているようです・・・。交換が必要ですね。
以前に他メーカーの無線機の内蔵ボタン電池を自分で交換したことがあり(メーカー保証外^^;)、簡単にできましたが、FT-991Aは構造上交換が難しいらしく(実際に蓋を開けた訳でなくネット情報です)、どんな電池が使われているか分からないし、自分で交換に失敗して二次災害になっては元も子もないので、メーカーへ送って交換してもらうのが無難(というか正しい方法)です。
設計上の都合もあるのかも知れませんが、いずれ消耗して交換が必要になる内蔵電池は、購入者自身が交換できるようになっているといいですね。もしくは充電式にするとか。
(ちなみにケンウッドのTS-590の内蔵電池は充電式なので交換不要です)
話を戻します・・・。
このFT-991Aの時計表示は非表示にする設定もないので、正確でない時刻表示を前に、精神衛生上良くない状態で運用する日々でした。わりと細かいことが気になってしまう性分なのです・・・。
解決策のひとつとして、背面のRS-232C端子にGPSモジュールを接続してGPS衛星と時刻を同期することで、正確な時刻を刻むことができます。
そこで、ネット情報を頼りに、お盆の長期の休みを利用してこのGPSモジュールを製作しました。
GPSモジュールは、ネットで紹介のものでなく汎用?と思われるものをそのまま使った結果、うまく認識せず・・・。どうやらGPSモジュールからの信号出力が合わない(弱い?)ようでしたので、いろいろと調べRS-232C用のレベル変換基盤を使ってみました・・・。
USBから電源供給し、FT-991Aの背面のGPS/CAT端子に接続したら認識し(認識まで少し時間がかかり焦りました^^;)、すぐに時刻も自動的にセットされました。結果としては良好ですが、これでいいのか少々不安。しばらく使って様子見といったところです。
電子部品のハンダ付けなどは、普段はほとんどしないので、見事に雑な造りになりました。ケーブルの被覆が溶けてます(^^;)。
最後にRS-232Cへの結線部分にシェルを取り付け完成です。とりあえず、晴れて当シャックのFT-991Aは正確な時刻を刻むようになりました\(^^)/。
コメント
こんばんわ。
このアダプターCQOHMさんで発売されてますね。
私のFT-991A(100W)は先日何とか電波防護指針をクリアさせて正式に運用可能にしました。
時計は今の所大丈夫な様です。
RS-232Cは工人舎やSteppIRなどの伸縮式エレメントのアンテナのコントロールに必要なので、この手のアンテナを使用時には切り替え機が必要ですね。
25ピンの切り替え機は持っているので変換アダプタを入れれば使えますが、25ピンの切り替え機に9ピンの変換コネクタを挟むとコネクタ部が長くなりすぎます。(‘◇’)ゞ
PCとUSB接続しているのなら、ノートPCのGPS機能を使って補正が出来たらと思います。
無線機にLAN端子を装備しているのは中位機種以上で、外部モニター端子もHDMI端子装着はインターフェイス使用料が非常に高く採用するには採算が取れないなど一般電化製品と比べると制約が多い様です。
コストダウンも大切ですがメーカー側は時計機能は電池交換を自分で簡単に出来る様にしていただきたいものです。
>JG3LSNさん
そうですね。CQオームさんで発売されていますね。
パーツ代は安価ですが、製作する手間暇と動作保証を考えると、少々高額でも安心感でCQオームさんの物を購入した方がいいのかなとも思います。考え方次第ですがね。
今回久しぶりにRS-232Cを使いましたが、無線機にはまだこのコネクターを使うものが多いように思います。また外部モニターにはHDMIでなくDVI端子を搭載しているものが多いですね。
おっしゃるよう最近はPCとリグをUSB接続するのが一般的なので、PCの時刻と同期するようにすればある意味解決ですね。