ネット上で情報を見つけ、以前より気になっていた「NanoVNA」をアマゾンで購入しました。
どうしても必要という訳ではないのですが、いずれは欲しいと思っていたアンテナアナライザーが高額なためなかなか手が出せずにいたところ、ネットで話題のこの商品を見つけ買ってしまった・・・といったところです。
このNanoVNAで何ができるかはここでは述べておりませんので、良質なネット上の記事をご覧いただきますようお願い致します。
開封してみた。
届いたものは、見ての通りバレンタインデーのチョコレートと間違える(^^;)ような豪華なケースに入っていました。中国製です。

開封して中に入っていたものは、この記事のトップの写真にあるものです。
ピンボケで判り難いですが、USBの充電ケーブルやSMA型の短絡ケーブルやコネクタなどが付属していました。コネクター類はとても細かいので、なくさないような管理が必要ですね。
触ってみた。
まだ何ができるのかさえよく解っていないのですが、とりあえずアンテナのSWR特性を測定してみたく、ネットでその方法を説明したページをググって見つけその通りに行いました。何しろ中国語と英語のメニューマップが付属されているだけで、操作説明書らしきものは何も付属されいないので、良質なネット情報を見つけるしかありません。
測定するアンテナは、ちょっと面白みに欠けますが、手元にあった144MHzと430MHzに対応した2本のハンディートランシーバー用のホイップアンテナとしました。
後日、自宅のHF用の自作ダイポールのSWR特性を測定したいと思っています。
細かい操作や設定の方法はここでは述べませんが、ネットの情報を頼りに、実際にこれらのアンテナを接続してSWR特性を測定しました。
画面表示や操作については、見ての通り本体が小さいため文字もとても小さく、シニアグラスが必要な方もいらっしゃるでしょうね(かくいう私もわりとヤバい状況・・・)。
更に、画面をタップするためのペンのようなものが必要です。私はニンテンドーDSのタッチペンを使いました。本体にはギターピックのようなものが付属していますが、これがペンの役割をするものかどうかは謎です。
SWR特性を測定してみた。
測定範囲を100MHzから500MHzにセットし、次に校正を行ってから測定を開始しましたが、何しろ手探りの状態ですのできちんと正確に測定できているかどうかは怪しいです。
アンテナも垂直には立てず、台の上に横倒しにして測定したのでそのあたりの影響もあるかも知れませんが、いずれもおおむねそれらしい結果が測定されました。
(写真では、液晶画面の4分割された横軸の1分割が100MHzに相当します)
まずは1本目は以下のような特性でした。144MHz側が少し高い周波数で同調しているようです。

次に2本目。以下のように430MHz側が少し高い周波数で同調しているようです。1本目とは少し異なる特性ですね。

まあこんなところです。なかなか使える印象です。
雑感。
他にもいろいろな機能があり、パソコンに接続して専用ソフトで解析したりもできるので、さらに研究が必要ですね。
耐久性や精度などは使っていかないと解らないですが、なんといっても数千円で購入できるということでコスパは抜群な商品だと思います。
私自身は時々移動運用しますが、ホイップアンテナの長さを調整してSWRを測定する必要があるため、このSWR特性の測定機能だけでもそういった場面では重宝するかもしれません。
さらに研究が進んだら記事にします。

コスパは抜群だね!
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