この土日は、恒例のメジャーコンテストのひとつである「フィールドデーコンテスト」が開催されました。今回も常置場所からCWの呼び回りのみで参加しました。
今回は144MHzを中心に呼び回りましたが、HFバンドの対象のフィールドデーコンテストも、あえて144や430MHzだけで呼び回りすると「6m&Down コンテスト(6D)」とほぼ変わらない印象ですね。6Dも144や430MHzだと移動局が多いようですのでなおさら・・・。
よって先日参加した「6m AND Down コンテスト(CW)をQRPで呼び回り」の記事と同じような内容です(^^;)。ただ今回は14MHzと21MHzも少し呼び回りしましたが。
機材は6Dの時と同じで出力も5Wです。コール側なのでCTESTWINは使いませんでした。
コンテストではCQ局のFBなアンテナに頼る形で、こちらはV/UHFはGPアンテナ、HFは(粗末な^^;)お手製の逆Vダイポールです。いずれも地上高10m程です。
5WでコールするとCQ局に強く届かず、CQ局から何度も再送を求められることがあります。時間との勝負のコンテストにあっては、ちょっと恐縮しています。
144MHz(CW)の最遠は兵庫県
CQ局の設備とロケーションがFBだからなのでしょうが、民家の立ち並ぶ(でもないか^^;)中に建てた地上高10m程のグランドプレーンアンテナと5W出力で、ここ2エリアから兵庫県の局とあっさりとナンバー交換できました。今回の最遠の局です。
恐るべし144MHzのCW・・・よく飛びます。(再認識!)
その他は、2エリアと3エリアを中心にナンバー交換できました。6Dでナンバー交換した局と再会も多かったです\(^^)/。また0エリアと9エリアの局ともナンバー交換できました。
HFは14MHzと21MHzを呼び回り(いずれもCW)
HFは弱いEsが発生していたのでしょうか。14MHzと21MHzで入感していましたので、14MHzで1局、21MHzで3局とナンバー交換しました。
HFは144MHzとは違いノイズとの戦い、144MHzとは様相がガラりと変わります。特に14MHzは激しいノイズでした。出力5Wは少々苦しい状況ですが何とか計4局とナンバー交換できました。
14MHzは1エリアとナンバー交換、21MHzは3局とも6エリアで、いただいたナンバーは 44M , 45M , 46M と連番でした。大分県,宮崎県,鹿児島県ですね。ありがとうございます。
今回は7MHzの呼び回りはゼロとなりました。ワッチはしましたが結構な混雑ぶりで、あの修羅場へ5Wで飛び込む度胸がなく(^^;)。CQ側ならばともかく、こちらの電波が届くかどうかわからないコール側の5Wは躊躇しますね。
雑感
144MHzのCWはノイズが少なく運用者もそれほど多くない(少なくとも私のアンテナで受信できる範囲の話ですが)のでとても運用しやすいですね。CQ局のモールスの速度もゆっくりの傾向があり、概ね18WPM~22WPM程度かな?といったところ。コンテストでの144MHzのCWは、CWデビューされる方が最初に交信する場として意外にマッチしていると思いました・・・。
そして6Dの時もそうですが、意外に遠方へ飛んでいくことに改めて驚きました。
一方の14MHzや21MHzのCWはノイズが多く、特に14MHzは(7MHz程ではないですが)運用者もそこそこ多い感じですね。CQ局のモールスの速度も速い傾向で、概ね22WPM以上かな?との印象です。また交信のテンポも速いですね。
そういった意味で、コールする側も144MHzから14MHz(HF)へQSYした時は、ちょっとだけ頭の切り替えが必要ではないでしょうか。
個人的にはゆったりした144MHzがいいかなぁ~と思た次第です(^^)。
断続的な呼び回りでしたが、最終的に14MHzが2局 , 21MHzが3局 , 144MHzが14局 , 430MHzが1局の計20局とナンバー交換できました。
呼び回りだけでしたが、いろいろと楽しめたフィールドデーコンテストでした。
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