前回の「14MHzのCWによるDX(1)」の続編の(2)です。続編といっても前回の記事のブラジルの局との交信よりも前の出来事になります。
上記の記事にも書きましたが、私がCWにデビューしたのは2011年6月ですが、それから僅かに4か月後の2011年10月のことです。
CWにデビューし、この頃は7MHzの国内局との599BKが精一杯でしたが、DXのコンディションがいいサイクルになっていたので、夜間のハイバンドも積極的にワッチしていました。
この日は20:30JST頃に14MHzのCWをチェックしていました。バンドスコープはないのでメインダイヤルをクルクル回して、自分の耳を頼りにCWの信号を探します・・・。
程なく、Rで始まるコールサインの局のCQを発見しました。
RST559で入感(当時のログによる)していましたが、静まり返った秋の夜長に、ノイズの少ない14MHzであることも相まって、そのCQのモールスはとてもクリアで際立っており、コールサインからロシアの局ということは判りましたが、念のためQRZ.COMで確認すると、なんと南極にあるロシアのボストーク基地からのCQでした。
CQを空ぶっています・・・。
その時は7MHzのフルサイズのダイポールアンテナしかなかったのですが、アンテナチューナーで無理やり同調させ(かなり強引^^;)、届くかな?と思いながらコールするとすぐにコールバック(おお!)があり、あっさり交信が成立しました\(^^)/。
まさか南極と交信できるなんて思いもよらず、この時は恐るべし14MHzと思いました。
(実はそれ以降、ボストーク基地とは18MHzと21MHzでもCWで交信できたのですが^^;)
そして、この衝撃でますますCWにハマりゆくことにになり、現在に至っています。もっとも現在はDXよりは国内交信を楽しんでしますが。
毎年、秋から年末になると、14MHzのCWでのブラジルの局との交信(前回記事)や、このボストーク基地との交信の衝撃を思い出してしまいます。
コメント
CWは海外も599BKで通用するのがいいですね。
私もようやくCWを始めています。
まだ国内ばかりですが、DXもぼちぼちやっていきたいですね。
UrbanBeamでもハイパワー局には勝てないので、モードで勝負です。
ようやくQRZ,COMにアップしましたので準備は整った所です。
CW再開に当たり手持ちのパドルで打ち比べをしていますが、一番古いカツミのEK-150が一番手に馴染んでいます。
私の場合はパドルの幅が広い物が打ちやすいと感じました。
それでも打ちミスが多く、各局に迷惑をかけていますが・・・(‘◇’)ゞ
>JG3LSNさん、
コメントありがとうございます。
そうですね。海外局の場合、ラバースタンプよりも交信局数を稼ぐためか、599BKのような交信が多いので交信しやすいと思います。(そうでないパタンもありますが)
カツミのEK-150ですか。エレキーと一体化した電鍵ですね!なかなか貴重だと思います。
打ち間違いは私も頻繁です。599BKでなくちょっとしたラバースタンプに近い交信になると、焦ってしまうのが原因です。もっと余裕をもって交信できるといいのですがね。まだまだです。