スローペースで聴き取り練習してきた和文モールスですが、ここへきて「ア」から「ン」まで一通り制覇(覚えたという意味^^;)しました。
しかし実用はともかく、単に覚えた・・・というレベルです。
まだ聴き取り練習では、文字の間隔を少し多めに空けていますので、とても身に付いたとはいいがたい状況です。欧文モールスの時もそうでしたが、ここからが正念場です。
現在は、
- 音を聴いてすぐに文字になる符号
- 一瞬考えないと文字にならない符号
- 何らかの分析をしないと文字にならない符号
が混在しています。
特に欧文と共通の符号は上記2が顕著で、アルファベットを先に連想してしまい、そこからカナへ変換する、というプロセスを踏んでしまいます。そこで時間がかかってしまい次の文字がきてパニック・・・という悪循環になっています。
例えば「ツートツーツー」だと、「Y」を連想し、そこから「ケ」に変換するという形になりますが、この「Y」→「ケ」の変換のための僅かな時間が致命的なロスになっています。
あと「ツートツートツー」のように「-」と「・」が順番に出てくるものは、ビジュアル化して分析しまって、「サ」が出てくるまでに随分時間がかかってしまいます。これも同様ですね。
このように何らかの変換や分析をして文字を導き出していると、長時間の聴き取りはとても疲れます。脳がフル回転なんですね。
一方で音がすぐに文字になると、長時間の聴き取りでも疲れません。符号を聴いていると頭の中に自然に(勝手に)文字が次々に湧いて出てくる感じです。(言語のようです)
ライダーの柏秀樹さんが、大型バイクの旋回の習得の難しさを「ローマは一日にして成らず」と表現されていましたが、モールス符号の聴き取りも奥が深く同じですね。
まだまだ和文モールスでの実戦は到底無理・・・・練習不足です(^^;)。
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