めざせ通信士! 第四級海上無線通信士(四海通)

4kaitsu Past Questions 免許関係

以前に「レーダー級海上特殊無線技士」の記事を書きましたが、今回の記事は「第四級海上無線通信士」、略して「四海通」についてです。

アマチュアを除く19種類の無線関係の国家資格の中では、比較的取得しやすい免許だと思います。

アマチュア無線を運用する傍ら、いろいろな放送や無線通信をワッチしていますが、ダントツで好んでワッチするのは「国際VHF」で、次第に「海上無線通信士」に興味を持ち、居ても立ってもいられなくなり(^^;)、遂には自分がこの免許を取ってしまった・・・という話です。
取得したのは「第四級海上無線通信士」(四海通)で、平成30年のことです。(かなり前ですね)
英語表記は「Maritime Fourth-Class Radio Operator」です。

国際VHFの連絡用チャンネル(16CH)は、
156.80MHz(FM)で受信できます。

この記事を読まれている方で総合無線通信士など上位の通信士の免許をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、私にとっては四海通が精一杯ですのでご容赦願います!
四海通は「海上無線通信士」の免許では最下位に位置し、運用範囲が限定されますが、実際に職に就く訳ではなく通信士」になりたかったので四海通で大満足です\(^^)/。

私は参考書はまったく使わず、トップの写真の過去問題集のみをひたすら解いて何とか合格点に達しましたが、これが必ずしもベストな学習方法だとは思えず、もう少し参考書で海上無線通信の基礎知識を深めた方がよかったと思っています。
受験に当たっては、合格しなければならない・・・というノルマはゼロ(^^;)だったので、むしろ新たな知識を得る楽しみを味わいながら学習できたというのが実際のところです。

四海通の従事者免許証は、一アマ,二アマと同じく「総務大臣」の発行になります。そして更に裏面には通信士の免許証らしく直筆のサインが入ります。
ここがアマチュアとは違いプロの通信士の免許証であることの所以でしょうか。写真はモザイクをかけていますが、私は漢字でサインしています。(むろんローマ字もOK)

4kaitsu Licence Omote
4kaitsu-licence-Ura

更に・・・特筆すべきは、四海通の免許を持っていると、四アマの範囲の業務ができる、ということ。つまり四海通の免許があれば、四アマとして開局が可能です!(こちらに記載)
国家試験で四アマの免許を取得するなら、思い切って四海通を取得してしまう・・・というマニアックな選択肢もあるのかな?なんて思ったりしています・・・。
将来、四海通の免許が役に立つかも知れませんね。

ちなみに第三級海上無線通信士(三海通)もありますが、なんとこちらは四アマの範囲の業務ができません。また設備点検できる範囲も四海通の方が広いようです。
一方で三海通は国際通信を行うため試験に英語科目があり(四海通は英語科目なし)、国際通信が可能となっており、国内通信しか許可されない四海通よりも通信の範囲が広くなっています。
そういった意味で、三海通と四海通は、上下の関係というよりは並列的になっている感じです。

ということで、今回はアマチュア無線運用についてちょっとネタ切れなので、過去に取得した「第四級海上無線通信士」について書きました。次は「航空無線通信士」を狙っていたり・・・。
(決して私は資格マニアではないので誤解?のないよう・・・^^;)
興味のある方はチャレンジされてみてはどうでしょうか。

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